れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

保存される車両とされない車両

ちょっとした小話。

ここ数年、国鉄型の引退が続いている。国鉄型だから、個性はあれど形式そのものは全国的に普及している車両が多いわけで、○○で見られなくても他の路線で...みたいなことがあり得る。またそれ以外の場合は保存されていたり博物館入りしていたりと、もう二度と目にできない形式というのはあまりない。

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引退時期を前後して、民営化後にJRが投入した車両の引退も最近多い。とりわけJR東日本ではJR化最初に製造された形式の引退が続いている。
注目したいのはその去就。新幹線の400系やE1系は保存されているが、在来線特急車両のE351系、251系はどちらも解体、これに215系185系も加わろうとしている。通勤型ではE331系が挙げられるが...これはまぁ試作車なので良いだろう。


保存するしないの基準はいろいろあるとは思うが、今までの慣例に慣れているからか急に全廃とされると戸惑ってしまうこの頃。
251系・E351系が廃車されたのに対し、長野に253系が留置されている理由は何だろう?1000番台で現役なのに残されたこと、逆にE351系251系を残さなかったのはなぜなのか。
それぞれの車両がそれなり理由と開発目標の元、誕生しているわけで、そう考えると1両くらいは残しても良いんじゃないかなぁと感じる。


だけど現実問題として、博物館はどこも飽和状態でさらなる車両展示が難しい。国鉄と違い、民営化後はJR各社が新車を開発・投入するわけだから、形式が増えるスピードは国鉄時代よりは速いことになる。今後は引退後は全車解体になる車両が増えていくかもしれない。
結論、狭い日本では模型や廃車発生品を手元に置いてお気に入り車両を思い起こすくらいがちょうど良いのだろうなぁ。



今回はこの辺で。


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