JR北海道・東日本・貨物・東急・伊豆急の5社が協力しあって運転される北海道プラン。非電化区間を特急車両がディーゼル牽引で走行するという珍しい形態で運転が行われる。
非電化区間を走行するにあたり、電気供給用の電源車として抜擢されたのが、JR東日本が所有していたゆうマニことマニ50-2186。
ゆうマニは、ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレスゆう」の非電化区間での運転のため、荷物車だったマニ50を改造して登場した電源車。双頭連結器を装備しており連結アダプターの役割を持ち、またブレーキの読み替え装置を搭載するなど、万能な客車として重宝され、ゆうの運転以外に配給列車や廃車回送にも駆り出され活躍した。
2018年のゆうの引退後は、配給列車くらいでしか運転がなくなり、廃車が予想されていた。しばらく長野車両センターに留置されており、動向が注目されていたところ、THE ROYAL EXPRESSの北海道運転が発表となる。
運転に合わせて、白色をベースのカラーに車両に合わせたデザインをしたものに塗装変更。車両は東急電鉄が所有し、グループ会社である伊豆急行に貸し出して運転するという形が取られている。伊豆急所有ではないというのがおもしろいところだ。
ちなみに客車導入は東急初(?)。それが令和の時代に行われるというのは驚くべきポイントだろう。というか、THE ROYAL EXPRESSの北海道運転自体が異例なこと尽くしなわけで笑。こういった珍事がたまに起こるから鉄オタはやめられない(笑)。
今回はこの辺で。
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