れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

811系 検測装置付き編成”RED EYE”

811系の日ということで...

1989年に営業運転を開始した811系。今年で32歳を迎える形式で、外観の腐食が目立つ787系よりも前に登場した車両だ。
時代の流れと老朽化により、2016年からリニューアルが進められ、内装や床下機器を更新。外装も水戸岡さん監修のもと、赤・青のストライプから青一色に英字が書かれたものに改められた。運転台窓の赤い811系ロゴは青いものに変更になり、また前面には817系と共通デザインの青文字のCT(Commuter Train)ロゴ貼られており、青色へ統一が図られている。

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811系P8105編成。

リニューアルを受けている811系のうち、2編成だけ異なったデザインの車両がいる。
811系RED EYEと名付けられたその車両は、リニューアルした811系のうち検測装置が載せられた車両のこと。検測装置はJR東日本でいう線路モニタリング設備みたいなものだ。検測機器を営業列車に積んでしまうケースは特に最近増えており、JR九州では800系などもその例に当てはまる。

検測装置以外の基本的なところは他のリニューアル車同様に更新されていて、制御装置はサイリスタから日立製SiCハイブリッドモジュールIGBT-VVVFへ、座席は転換クロスシートからロングシートへ、またパンタグラフシングルアームへ交換されている。方向幕のLED化は共通して行われているが、前照灯のLED化は施行編成・未施行編成があり、RED EYEは2編成ともに未施工だ。


RED EYEになった2編成は元P105編成とP109編成。リニューアルでは車番・編成番号が元の数字にプラスする決まりがあり、リニューアルで+1500、車いすスペース増設で+500、検測機器搭載で+6000が追加のうえ改番される。結果、P105編成・P109編成はそれぞれP8105編成とP7609編成を名乗るようになり、新たな番台区分が発生したことになった。



IMGP0380
通常のリニューアル編成。

RED EYEとリニューアル編成のぱっと見の外見の違いは、前面の811系ロゴとCTロゴが他の編成と異なっている点。赤いCTロゴとRED EYEロゴがアクセントになって大変かっこいい。外観にちょっとした特異性を持たせると撮り鉄側にも楽しい、ありがたいサービス(?)だ。




最後に...掲載写真が片目ライトなのは写真がこれしかないからです。九州行ってわざわざ狙ったのにこの結果...。リベンジ必須。



今回はこの辺で。


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