れいるのおと

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TOMIX 201系中央線(分割編成)が入線!

TOMIXから発売された201系中央線セットが入線!
パーツ取り付け等は全くしていないが、取り急ぎ入線報告記事を綴っていく。

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98767/98768 JR 201系通勤電車(中央線・分割編成)

ここ最近、TOMIX国鉄型に力を入れているようで、185系をリニューアルしたり205系の生産に乗り出したりと、ホットなニュースが続いている。

201系の製品化に関しては、まずは中央線の分割編成を模型化するとのアナウンスがされた。大手メーカーではTOMIXだけが手を付けていなかった(鉄コレでは出てるけど)201系を製品化するということで、大きな話題となった。また、ちょうど当時はKATOが201系T編成(非分割編成)を再生産した頃で、当区では入線するか否か決めかねていた。手元にはH編成(分割編成)が欲しかったし、TOMIXに期待も込めて、KATO製の購入を見送り今製品を即予約。待つこと半年近く、聖なる夜のクリスマスイブに発売され、入線に至った。


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セットの構成は6両基本セット+4両増結セット。基本セットには1~5号車と10号車、増結セットには6~9号車が入っている。
実車でも6+4で運用された車両なのでわかりやすいセット構成。だが、連結する先頭車2両はともに増結セットに組み込まれており、基本セットだけを買って6両単独編成を再現することはできない。


公式サイトの写真を見ると微妙な印象で不安だったバーミリオンオレンジの色味。その不安は製品を開けると消え去った。あーこれこれ!と言いたくなる良い色味で、懐かしい記憶が思い起こされた。
しかし筆者の写真技術のせいか、なかなか写真の色味では伝わりにくいかもしれない。写真多めでお伝えしていく。

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まずは先頭車。ライトなど灯火類はすべてLEDでの再現。中央線の特徴である、先頭1号車・10号車に取り付けられた種別表示機が映える。
列車番号と方向幕は「55T 中央特快 東京」がセットされている。

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前照灯と尾灯。
顔つき、雰囲気、ディティール、どれもしっかりしていて大変良い出来。アンテナや信号炎管などの屋根上パーツはすべて取り付け済みなのが嬉しい。
引退後10年経って、まさか手元に完全新規作成品が手に入るとは思わなかった。前述の通り、TOMYTECの鉄コレで製品化してるんで...もう出ないものだと思ってましたよ、はい。


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こちらは連結する側の先頭車。現行では6号車・7号車に当たる。種別表示機アリに慣れているためか、中央線カラーだとのっぺりした印象を受ける連結顔。京葉線だとこれが普通に見えるのは僕だけでしょうか(笑)。
連結車両らしく、TNカプラーが標準装備。しかも1段電連タイプのものがセットされている。

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連結させてみた。
連結間隔も非常に狭くてリアリティがある。実車でもとても狭かった印象のある201系連結面。手元で楽しめるのが嬉しい。

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中間車。
塗装車体の独特な外装や201系らしさを上手に落とし込んでいる。

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屋根上の塗装も良い感じ。PS24形パンタグラフは安定のTOMIX製でしっかりしている。ドア部分の靴摺りがきちんとシルバーに塗装されているのも見える。

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M車。M車はモハ200にセット。3号車か7号車に位置する。


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付属品は、他の種別と方向幕、ジャンパ線、そして10両4編成分の車番シート。行先は「東京」「豊田」「高尾」「武蔵五日市」「青梅特快 青梅」「高麗川」「通勤快速 東京」「中央特快 高尾」「中央特快 大月」「中央特快 河口湖」「通勤特快 東京」「臨時」の12種類と豊富に用意されている。種別は「青梅特快」「通勤特快」「通勤快速」とオレンジの4種類。


改めて言うと、製品化されて手元で楽しめることが大変喜ばしい。筆者はちょうど世代なので、待ちに待った入線なのであります。これはKATO製が手に入っても言っていたセリフなかもしれないが笑。

今製品を購入するにあたって、迷っている対象であるKATO製201系を知人や店頭で確認、また諸氏のブログを拝見するなどした。KATOの再販品は旧製品の設計を流用しているため、どうしても古さを感じてしまうところがあった。
TOMIX製品は後発であることを生かしてその点をカバー。個人的に、201系の決定版が出たと言っていいと思う。

ただ価格が...KATO品は定価23100円に対し、今製品は35860円と高ぇ...。新規作成とはいえもうちょっと価格は頑張って欲しかった。また、中間車はTNカプラーではなくアーノルドカプラー。この価格なら標準装備で売り出してくれると嬉しかった。


Nゲージ人口や世代から考えて、平成初期~2000年代の車両を手元に欲しいと思っているファンは多いのではないだろうか。ひょっとしてTOMIXはそれに気づいて、または予想してここ最近の商品展開を行っているのかもしれない...と思うくらいのピンポイントで製品化してきているような(笑)。今後の201系展開もある程度期待を裏切らないで来てくれると思うので、発表を楽しみに待ちたいですね~。




今回はこの辺で。


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