ここには少し変わった角度から地下鉄を見られるスポットがある。
それがこちら。
半蔵門線と丸の内・銀座線ホームの連絡通路にある大きな穴。歩行者用通路とは網目のシャッターで仕切られているのみで、その先は真っ暗である。
列車がやってきた。
暗闇を横切るのは、丸の内線2000系の池袋方面行き列車。ここでは「地下鉄の地下走行シーンを真横から」見ることができるのだ。この角度で見られる場所はなかなかない。筆者が個人的に好きなスポットの1つ。
ところでこれは何のための穴なのだろうか。おそらく機材搬入用の穴だと思うのだけど...こんなに思いっきり見える状態というのも珍しい。一時的なものでもなさそうなので、当面この状態かなと推測される。
余談...
写真右手奥へ進むと銀座線浅草方面と丸の内線池袋方面のホームへたどり着く。そのホームの先端からは、銀座線から丸の内線への渡り線(連絡線)を見ることができる。
銀座線車両の大掛かりな検査は丸の内線車両基地で行われており、ここを使って回送されている(回送は不定期でダイヤは非公開)。かつてはここを使って臨時直通列車が走ったとか。ちなみに、銀座線の方が丸の内線車両より小さいため、丸の内線は銀座線に入れない、よって進行方向に丸の内→銀座の渡り線は敷かれていない。
他にも、赤坂見附駅は銀座線・丸の内線の対面乗り換えが可能な唯一の駅であったり、カーブを描いて入線する線形が駅通路からはっきりわかるようになっていたりと建築としても面白い。
うまく撮れないから見るだけだけど、こういった場所はオタク心をくすぐってくれる(笑)。そんな赤坂見附駅なのでした。
今回はこの辺で。
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