れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【付属編成同士の連結】5+5運用はいつ見られるのか

JR東日本で、15両編成で運転している路線がいくつかある。常磐線(常磐快速線)、宇都宮線高崎線東海道線総武快速線横須賀線だ。そのうち付属編成が5両で、付属編成同士の連結である5+5を行えるのは、総武快速線横須賀線以外の路線だ。


湘南色の列車が走る宇都宮線高崎線東海道線は、上野東京ライン湘南新宿ラインで直通運転を行っていて、全列車にグリーン車が連結されることになっているため5+5運用が発生することはまずない。車両故障等で運転されたことがある程度で、通常運用ではありえない。
そのため5+5運用は、グリーン車が連結されていないのに10両・15両運転を行う常磐快速線と、取手以北でグリーン車なしの10両運転が行われる常磐線くらいである。

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車両新製時の試運転のため、5+5の10両で上京したE531系。

この春のダイヤ改正で、常磐線には定期の5+5運用が登場した。
土浦~いわき間で運転されており、579M~で水戸~いわき1往復(復路は土浦まで)、529M~で土浦~高萩と549M~で土浦~勝田が1往復つづ運転されている。詳細はわからないが、一連の運用の
途中で増結・解結が行われるようで、編成を固定して運用に入っているわけではないらしい。5+5の編成が定期列車として走るのは初めてのことと言えるのではないか。


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E231系の付属編成。E231系5両の単独運用はないため、見られるのはTK入出場等の臨時に限られる。


常磐快速線でも5+5運用はたびたび行われている。
常磐快速線・各駅停車はどちらも運用がぎりぎりになっていて、車両が検査等で入場した場合は頻繁に代走が発生する。そのため、快速線では10両の運用を5+5の代走で賄うことがあるのだ。
代走は10両運用である平日35Hに充当されることが多い。10両運用が少ないからどの運用に入るかはかなり限定される上、号車番号が11-15両になっていて誤解を招くため、朝のみの運用に入れているものと思われる。まさに15両オールロングシートで運転する路線ならではといえる。(ちなみにE531系は付属編成には号車番号の表記がない。)





模型で5両付属編成は売れ残りがちだ。15両フル編成揃える前に、10両で満足する方が多いからだろう。せっかく実車で定期運用ができたので、付属編成を複数買って5+5運用を再現するのもおもしろい。






昔はいくつかの編成を連結するのは日常的な光景であり、常磐線では415系が4+4+7で15両を組んでいた。5+5+5の15両編成をやってくれたらおもしろいが...実際に走ることは今までもこれからもなさそうだ。



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