れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

バリエーション豊富な寝台特急あけぼの号のヘッドマーク

寝台特急あけぼの号は、国鉄時代から運行されてきた定期の寝台特急だ。40年以上に渡って運行されてきたため、牽引した機関車の種類が豊富だ。寝台特急と言えばヘッドマーク、その列車を連想するようなデザインが描かれ、その列車の象徴となるものだ。

あけぼのヘッドマークは、デザインは同じでも色のバリエーションが豊富だ。
牽引機によって、デザインで描かれているラインの色や淵の色が異なっている。


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EF64に取り付けられていたヘッドマーク

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EF81に取り付けられていたヘッドマーク


EF64牽引時は金縁&クリーム色のラインに対して、このEF81牽引時は銀縁&朱色のラインだ。
EF65牽引時代はもっと濃い朱色のラインのヘッドマークが取り付けられていたこともあった。



このヘッドマークの差異は、模型でも再現できる。印刷が綺麗なことで知られるモリヤスタジオが様々なヘッドマークを製品化しており、あけぼのヘッドマークも販売している。写真の商品では4種類のヘッドマークを再現しており、あけぼの号だけでも結構バリエーションが豊富であることがわかる。
縁までは再現できていないが、模型映えすることは間違いないヘッドマークだ。


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KATOのEF64やEF81に付属しているヘッドマーク。KATOではそういった差異は表現されていないようで、統一がなされている。


なぜデザインが異なるかはわからない。ヘッドマーク製作当時の機転を利かせた改良なのかもしれない。
ヘッドマークステー(ヘッドマークを取り付けるための金具)のサイズが機関車によって異なるようで、その影響だろうか?
実際、常磐線迂回の際に代走で牽引したEF510にはヘッドマークが取り付けられなかった。EF510ヘッドマークステーが大きいため、既存のヘッドマークを付けて走行できなかったそう。そのため、尾久車両センターの展示会等でしか取り付けられたことがないらしい。





ヘッドマークについて取り上げている資料が少なく、ヘッドマークの違いについて僕が知っているのはあけぼのくらいだ。他の寝台特急にも差異があったのだろうか?
模型で再現するときには、こういった違いを意識してこだわるのもなかなかおもしろいものである。




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