れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

不運だった人気車両EF65-1118

JR東日本で活躍する機関車EF65はみな、青15号と呼ばれる青色の車体にクリーム1号と呼ばれるクリーム色が塗られた通称国鉄色を纏っている。その中で1両だけ特殊な塗装を施された車両がEF65-1118だ。

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高崎操工臨を牽引するEF65-1118。

12系・14系客車のジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」が登場した1987年に、専用の牽引機としてEF81-95、EF65-1019が専用塗装に塗り替えられた。1970年製造のEF65-1019は、老朽化等の影響で1998年に廃車。2代目専用機に抜擢され、専用塗装を継いだのがEF65-1118だ。






1118号機が2代目に就任するも、スーパーエクスプレスレインボーは2000年に引退。客車引退後も塗装は継続され、人気機関車として寝台特急や臨時列車で活躍。

2015年10月、新津工臨牽引後の田端への単機返却回送(単9774列車)中に、高崎線鴻巣~北本間で車両の火災トラブルが発生。後続の貨物列車に押してもらう形で北本駅に退避、北本からEF81-133に牽引されて田端へ帰還、そして2015年11月に廃車回送された。人気機関車ゆえ修理されて復活するかと思いきや、あっけない最期となってしまった。

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EF65-1118牽引の黒磯訓練(試9502レ)。

EF65-1118は、KATO、TOMIXマイクロエースの3社からNゲージ化されている。一番最近では2018年にKATOが客車とともにリニューアル発売。新規金型で表現、臨時列車牽引時のヘッドマークも多数用意され、レインボー機の決定版といえるかもしれない。





1118号機の稼働率はかなり高く、臨時列車の牽引などには高頻度で充当されていた。JR内部からも人気があったのではないだろうか。
一方、相方といえるEF81-95は現在も塗装を継続したまま活躍中であるため、早すぎる引退だったと思う。しかし、1118号機は製造から37年、1019号機は製造から28年で引退しているため、先代に比べて長く活躍したのは確かである。そう考えると、現役のEF81-95がイレギュラーに思えてならない(笑)。




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