れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

E991系研修用機械とJR東日本総合研修センター

E991系という車両と、その車両が置かれているJR東日本の研修センターについて触れてみたい。


209系シリーズの車両は数多くある。そのうち本線を走らない、研修機械として製造された車両がある。それがE991系だ。
E991系研修機械は、JR東日本総合研修センターに配置されている車両だ。2000年に登場し、209系0番台のボディにJR東日本カラーの帯を巻いている。車籍を有したことはないため、正式にいうと鉄道車両ではなく機械。外観は鉄道車両だが、架線や機器がないため自走ができない。
牽引走行をするそうだ完全に訓練のために製造された車となっている。

JR東日本(E991系) 研修用機械

実車は4両編成。しかし、甲種輸送以来外に出たことはなく、研修センターは営業線とも繋がっていない。お目にかかるには施設公開される数少ない機会を狙うしかないのが現状だ。ドクターイエロー以上に遭遇が難しい、幻の車両となっている。



マップはその白河研修センター。北側にある線路を使って、研修が行われている。

この研修センターは2000年に設立され、E991系はそれに合わせて導入された。新白河駅から5キロほどのところにある施設で、新人社員はここで研修を行っているようだ。
この研修センターには「事故の歴史展示館」という施設も併設されており、新潟中越沖地震で脱線した200系新幹線や、衝突脱線事故を起こした京浜東北線E233系ウラ177編成、羽越線脱線事故の車両、東日本大震災で被災した車両なども展示されている。あくまで研修用施設で一般公開はしていないが、興味をそそられるファンは多いだろう。






近年は稀に公開イベントが行われている同施設。ぜひ1度訪問したいですね。





今回はこの辺で。


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