れいるのおと

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TOMIX ありがとう東海道新幹線700系セット 入線!

今日10月1日で、開業56周年を迎えた東海道新幹線。偶然にも今日、TOMIXから発売されたありがとう700系セットが入線したのでご紹介。

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・TOMIX 97929 限定品 700-0系(ありがとう東海道新幹線700系)セット

2020年3月に引退した東海道新幹線の700系。製品は、2020年1月頃から行われたラストラン装飾の姿でモデル化したものだ。TOMIX恒例のさよならセットで、特別パッケージに冊子付き、フル編成セットの限定品として発売された。

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特別なデザインのパッケージもさよならセット恒例。凝ったデザインでとてもかっこいい。
輸送中のトラブルで箱が少し破けてしまったらしく...ショックが(笑)。
厚紙による特性パッケージだが、模型収納とかレンタルレイアウトへの持ち運びには適さない気がする。デザインが良すぎるので飾って楽しむ方が良さそうだ。

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ケースの表紙の写真がそれぞれで異なる。また、背表紙が2つ合わせて700系になる仕掛けも。
製品は2ケースでそれぞれ8両ずつ、計16両のフルセットとなっている。

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取説と全12ページに及ぶ特別冊子が付属。ファンには嬉しい特典。

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フルセットなので16両が編成順に並ぶ。
限定品でモデルがC53編成と指定されているので、車番等はすべて印刷済みだ。

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前照灯

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尾灯。

700系の特徴を良く再現できていると思う。700系の模型はKATO・TOMIXともに出来が良いと評判のようで、実際違和感や不満がない。
塗装は真っ白で明るく東海道新幹線のイメージそのもののように思える。

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ヘッドライトは電球色とのことだったが、実際は白に近い色味。

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ありがとう700系が印刷されている。印刷も綺麗で小さい字も読み取れる。
ライト周りがライトグレーで塗装されているのが印象的。もう少し暗い色の方が良かったんじゃないかという気もする。

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前面のガラスに編成番号のC53が印刷済み。ワイパーも印刷にて再現されている。

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側面に帯の延長で描かれているさよなら装飾。
このデザインはは100系さよなら運転時から用いられているもの。100系引退はもう15年以上前、改めてセンスの良さを感じる。

乗務員室には編成番号が印刷されていないが、これはインレタで設定があった。

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側面のさよなら装飾と700系のロゴ。印刷のブレがなく綺麗だと思う。

方向幕が真っ白で、別にシールがあるのだろうと思っていたが付属品にはなく...これはどういうことなのだろう?
LED幕だったら走行中は表示しないためシールを貼らなくても良いと思えるのだが、C53編成は幕フィルムによる方向幕。シールが無いのは良くない。

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屋根上は白で統一。号車番号はプリント済み。
C53編成は引退前、先頭車のみ屋根上が検査明け同様ピカピカになった。そこまでの再現とはいかないだろうが、これはこれで全車ピカピカということで良いと思う。

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カプラーはフック・U字型通電式カプラーを採用。室内灯を組み込めばちらつきが低減できる素晴らしい仕様だ。
このカプラーの難点は連結のし難さ。台車と一体になっているため台車マウントに見えるが、台車と別で可動するため線路に並べると連結しにくい。

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TOMIXで恒例の一体型可動式幌。以前TOMIXが発売した700系では、KATOのダイヤフラムカプラーっぽいものを採用していたのだが、変更になったよう。
車端部のドア窓に幌が写っているのも新幹線模型あるあるですね(笑)。

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モーターは5号車と13号車に設定。新モーターが採用されているそうなので、貸レに行ったときに性能を実感してみたい。

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パンタグラフと遮音版。

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製品ではカラーシートが採用されている。写真ではわかりにくいかもしれないが、グリーン車と普通車で座席パーツの色が異なっている。

最後に付属品を。

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替えの前面ガラスと動力車取り付け時の補助棒が付属。
前面ガラスは、C54編成に変更したい時に用いるものとして付属しているらしい。

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インレタはこれ1枚のみ付属。グレードアップ用インレタシートだ。
先ほどの替えの前面ガラスにC54インレタを貼り、車番変更するとC54編成にもなる。
他にもC53編成の乗務員室ドアに貼るインレタ等が収録されている。


全体的な完成度は良くかなり満足な製品。SNSでしばしば囁かれている印刷エラーやほこり巻き込みなども見当たらず、塗装ブレも特になかった。
ちょっと残念なのが値段で、KATOのそれより1万円ほど高い。思い切って買ってしまったものの、かっこいいデザインと特別感ある製品で後悔はない。
後日、KATO製700系との比較も行ってみようと思う。


今回はこの辺で。












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