れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

789系0番台 特急ライラックに乗車する

特急ライラックに乗車した。

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特急カムイ・ライラックは札幌~旭川間を結ぶ特急列車。
運転頻度の高い列車で、両駅間を約1時間半で運転。最高速度120km/h、評定速度96.6km/h(Wiki情報)となかなか速い列車だ。
個人的には何となく近い距離を結ぶ列車という印象だったけど、距離でいえば常磐線の品川~勝田くらい。北海道そのものが大きいから地図では近く見える不思議(笑)で、結構な距離がある。最高速度130km/hの常磐特急と肩を並べる速い特急と言えるだろう。


カムイは789系1000番台5両編成、ライラックは789系0番台6両編成で運転される。両列車の大きな違いは名前と形式、グリーン車の有無くらい。ライラックは1両多い分グリーン席を連結している。

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ライラックに用いられる789系0番台は、青函連絡特急スーパー白鳥として活躍していた車両。北海道新幹線開業によりスーパー白鳥は運行終了し、札幌圏の特急へ転用、ライラックとして走っていた785系を置き換える形となった。転用に当たりぱっと見の大きな変化(塗装や窓配置の変更等)はないが、先頭車側面のロゴや車内の青函トンネル関連の表記が撤去、ライラック用の新たなラッピングがされている。


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車内。

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偶数の号車は深紅、奇数号車は青と緑を基調にしていた座席カラー。

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スタンダードなキハ261系の系統を継いだ感じ。乗る度に思うけど実にシンプル。

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座面裏にはチケットホルダー。これはJR北海道・九州車のあるある。

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協定関係にあるデンマーク国鉄と共同開発した車内。色の組み合わせが独特な印象。

テーブルは座面裏のみ。ひじ掛けのテーブルやフットレスト等はなし。噂によれば、コンセントありの車両もあるらしい。
座り心地はキハ261系乗車記で述べたのと同じで、硬すぎず柔らかすぎず窮屈でもない、至ってシンプルながら”普通に良い”と思える感じ。その感じが結構好み(笑)。
789系は電車なので、北海道なのに気動車独特の音が聞けないのが逆に新鮮。


北海道新系列の恒例だった、先頭車貫通扉からの前面展望は楽しむことはできず。どうやらダンプカーとの衝突事故が原因で全列車・全車両で封鎖されているよう。楽しかったんだけどなぁ...。



今回はこの辺で。


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