JR西日本で好評だったウエストひかりを受け継ぐ形で、2000年から運行を開始したレールスターこと700系E編成。現在はこだま号と博多南線運用がメインで運転されている。
ひかり号は九州新幹線開業後、停車駅パターンをさくら号に譲っており、ひかり号(特に山陽新幹線完結の列車)が激減。そういった状況ながらも、ひかりレールスターは1日3本(下り1本上り2本)のみだが、現在も運転が続けられている。
レールスターのうち4~8号車は、サルーンシートと呼ばれている。これはひかりレールスターの前身、ウエストひかりから継承されたものだ。
ウエストひかりでは航空機に対抗すべく、2+2配列のゆとりある座席の車両が設定され、レールスターにも引き継がれている。
主に指定席車両に設定されるサルーンシートだが、現在は4、5号車は自由席であり、また博多南線では全車が自由席で利用でき、ちょっとした乗り得車両になっている。
シートピッチは自由席車と同じだが、それでも特急車両より広いためゆとりあるように感じる。500系のグリーン車改造に続く乗り得車両だ。
広めのシート幅にグリーン車並みの大きさのひじ掛け。座ってみると思った以上に快適さで、広すぎずもて余すことないゆとりを感じた。
車内は暖色系の照明を採用しており、ここも昔グリーン車だった車両なのかと思ってしまうほど。こういうちょいお得車両とか楽しい車両があるから、JR西日本好きです(笑)。
背面。
ひじ掛けにはドリンクホルダー。また、足元がすっきりしているため伸ばすことができる。グリーン車らしいとはいえレッグ/フットレストはなく、読書灯等もない。
さてあっという間に終着駅。快適な乗車だった、
現時点で運転されている700系はレールスターだけなので、西日本を訪れた際は500系と一緒に積極的に乗車していきたい車両だ。
今度はひかりレールスター号に乗車したい。16両の700系引退で今後の動向も気になるところだけど、個人的には基本編成カラーの復活にひそかに期待していたり...笑。
今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございます
クリックしていただけると励みになります
クリックしていただけると励みになります