れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

原形に近い姿を保つ EF65-1115

JR東日本の田端機関区あらため田端運転所には、現在5両のEF65(PF型)が在籍している。
その中で特徴がある車両といえば1115号機であります。

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EF65形機関車の1000番台は、旅客(Passenger)向けのP形、貨物(Freight)向けのF形の両方の特徴を合わせ持つとしてPF形と呼ばれている。実際、ブルトレ牽引から貨物への貸し出しなど幅広い運用・線区で活躍。ブルトレ引退後は運用を持たず、工臨や臨時列車の牽引に充てられている。

1115号機は、ブルトレ牽引用として1977年に登場したEF65形機関車の7次車。東京機関区に配置されていたが、ブルトレ廃止に伴って田端に移ってきた。ちなみに同じ田端運転所に所属する1102~1105号機も7次車。どれも東海道本線ブルトレ牽引をメインに活躍していた車両たちである。


1115号機の最大の特徴は、スノープロウがないこと。
田端のEF65は、新製配置以降はスノープロウが取られていたものの、2000年代に冷房装置取り付けの際に復活し、新たに取り付けられた。しかし1115号機だけがなぜかスノープロウが取り付けられることないまま現在に至っている。東海道線ブルトレを牽引していた時代、つまり原形に近い形の車両として人気が高く、EF65の中でも比較的注目度が高め。イベント列車や展示される頻度が多い印象だ。最近はご無沙汰気味、チキやホキの廃車で牽くものも減ってきているが、もう何回かは本線走行を見たいもの。叶うでしょうか...。



今回はこの辺で。


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