京王線の独自種別"準特急"が消える

私鉄には各社それぞれ独自の種別がある。一口に特急といっても、JRのような追加料金が必要な優等列車が走る私鉄、快速よりも早い種別という意味で用いる私鉄など様々。京王では有料優等列車が走っていなかったため、特急は最も速達性の高い列車の意味で用いられる。同じ意味でも急行が設定されていたが、さらに速達性を高めた種別として2001年に誕生したのが準特急"だ。

過去に他の私鉄が使用していたこの準特急という種別。2001年の誕生では久々の復活となり、京王独自の種別として知られていた。
最近は年々特急の停車駅が増えているため差別化が曖昧に。そして先日、準特急は特急と統合される形で消滅することが発表された。準特急が名前だけ格上げになったような改正で、うーんなんとも...。

写真は準特急幕を掲げて走る7000系。7000系は京王線内では唯一幕車がある形式。いくつあるか把握してないけど、撮影してた感じでは少なめな印象だった。

独自の表示でおもしろかったんだけどね。いつかまた。

今回はこの辺で。

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