れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

-電車が来ない駅- 徳島駅に行ってみる

電車が来ない駅、徳島県徳島駅に行ってみた。

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電車とは、電気で走る車両のことを言う。
四国 徳島県には鉄道はあるものの全て非電化路線、ディーゼルエンジンで動く気動車が行き来している。つまり日本で唯一電車がない県、電化路線がない県なのだ。そんな徳島県徳島駅を観察してみた。


まずは外観から駅舎。
駅南側に立つ駅ビルは、ホテルやショッピングセンターが入る大きな建物だった。周辺にこれほど大きいビルはほとんどない。県名の駅らしい、巨大な駅だ。

駅北側は徳島城跡があるため、駅の出入り口はここだけになる。1階を通って改札へ向かってみる。


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改札口。
発着する列車の両数も多くないため、改札は1つ。大きな駅舎に改札1つと、見た目とは大きなギャップになっている。
コンビニ等の売店やお土産ショップは充実しているものの、駅弁販売は0。かつて別記事で触れたけど、徳島県は常時発売されている駅弁が0の県。これは沖縄と徳島県だけ。一応、JR四国管内で利用客数2位を誇る駅なのだけど...なんとも悲しい。


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改札をくぐってホームへ。
ホームは2面4線の地上駅で、跨線橋で行き来する造り。どこか昔ながらの面影を残している。


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1番線は車止め付き、2番線は一般的な片面ホームで、3・4番線は島式ホーム。
この4線で高徳線牟岐線徳島線の発着を担っている。

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3・4番線奥、つまり駅北側には広大な徳島運転所が併設されている。
徳島運転所は運転士や車掌も所属する車両基地で、徳島から直通列車が出ている路線(牟岐線徳島線高徳線鳴門線)の車両をここで管理。


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観ての通り、全く架線がない。非電化路線しかない徳島ならではの光景だ。
高い建物が背景にないこともあって、初見では違和感があるほどの解放感。煩わしい架線がなく広々とした車両基地に、徳島を走る気動車たちが並んでいた。

キハ40系列やキハ185系といった国鉄型もまだまだ健在。気動車らしいサウンドだけが響く大きな駅、これも魅力の1つ。
全国でも"ここだけ"の特徴を持つ徳島駅、早朝の見学だったため多くの列車の発着が見られて大変満足でありました。この後は特急へ乗車、徳島を後にしたのだけど、、、片手にセブンの袋というのはあじけなかったなぁ。頑張れ徳島!




今回はこの辺で。


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