れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【過去画】冬シーズンの寝台特急あけぼの

久しぶりに過去画から。定期的に引っ張り出しては眺めてるブルトレのお話。今回は冬のあけぼの号について取り上げたい。

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寝台特急あけぼの。僕が最も好きだった寝台列車の1つであります。
お気に入りだった理由の1つが、季節ごとに見せる顔が全く異なったこと。あけぼの号は雪の多い地域を経由して、まだ夜の冷たさが残る早朝に上野駅に到着する。経路、気候から着雪した状態での帰着が多く、晩年はいくつか残る寝台列車の中でも最も冬らしさを感じられる列車になっていたと思う。また牽引機はEF64、山男の愛称で呼ばれる山越えを得意とする機関車だ。山越えをしてきた機関車は勇敢に見え、雪を纏った姿は自然の厳しさを体現しているようだった。
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上野駅に停車中のEF64-1052牽引寝台特急あけぼの。

ちょうどヘッドマークが隠れて見えないのは"1円玉"と呼ばれていた。列車の冠であるHMが隠れてしまうので撮影する側からはあまり嬉しくないものとして捉えられていた記憶があるけど、個人的にはこれはこれで嫌いじゃなかった。この1円玉HMのせいか、僕の中では冬の列車というイメージが強い笑。一仕事終えて尾久車両センターに引き上げる冬のあけぼの号は、何とも言い難い風格が感じられたのだった。

貨物の着雪とはまた違った趣。叶うならもう一度見たいなぁ。


今回はこの辺で



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