れいるのおと

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【新潟のニューフェイス】E129系に乗ってきた

日付ネタ(笑)。今回はE129系について取り上げたい。

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北陸新幹線開業により並行在来線第三セクターに転換。同時にE127系も譲渡することになり、車両不足と経年劣化が激しい115系を置き換えるべく、2014年に登場したE129系。新潟生まれ新潟育ち、新潟地区ならどこでも走れる主力車両であります。
基本的な構造は現在活躍中の車と揃えつつ、新潟の車両に必要な装備が備わっている。耐寒耐雪装備はもはや当たり前、おもしろいのは0.5M電動車の構造を取ったことだ。1両のうち1つは電動台車、もう1つは付随台車として重量差の低減を図っており、これはJR東日本として初採用のもの。2両編成、4両編成とあるけどどの車両も0.5Mだそう。

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車内はクロスシートロングシートの折半。片側で折半するパターン、セミクロスシートと呼ばれるロング少なめクロス多めなレイアウトが多い中、きれいな折半というのは新鮮な印象。
長距離運転担当115系クロスシート、短距離シャトル運用担当E127系ロングシートを合わせたような、長距離短距離どちらもOKな車両になっている。

もちろんトイレも装備。車いす対応ながら小さめのお手洗いになっている。

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シートはピンクブラウンというカラーが用いられたチェック。E531系によく似ているけど、こちらの方が色味が明るめ。クロスシートはシートピッチが拡張され足元空間が広くなっている。


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ドア上には後付けされたトレインビジョンを備える。1つの液晶がドンと配置されるのもあまり見たことがないかも。

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運転席側は、連結運転時に備えた構造。

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運用は、上越線(水上以北)、信越本線(直江津まで)、白新線羽越本線(村上まで)、越後線弥彦線とカバー範囲が大変広い。外観は稲穂由来のイエローと朱鷺をイメージしたピンクがを彩色されている。
今後、これが新潟色となるのだろう。


制御装置は東洋製IGBT素子のVVVFインバーター。特徴ある音を発する東洋製のIGBT-VVVFだが、停車直前や走り出しは新幹線E2系E3系などで採用されていた日立製VVVFと近いメロディー。これは信州や長野の車両、E127系でも聞くことができ、E129系でも同じものが採用された。
今や新幹線の日立製VVVFはEast-iに残るのみの絶滅危惧種...本物ではないしメーカーも異なるが、近い音を聴けるというのは個人的に好きなポイント笑。


乗り心地とかはやはり近代的であんまりおもしろくはないけど、音が楽しいのは乗っていて良い。車両外観に関しては...嫌いじゃないけど、どこ行っても見るから色バリエーションが増えて欲しいなぁというのが個人的意見(笑)
昔の新潟色リバイバルとかね...そのうちやってくれそうではある。
ちなみにTOMIXから模型化が発表されている(Youtubeにて、詳細は現時点では未発表)。鉄オタ人気はどうやら高いらしいです。



今回はこの辺で。


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