れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

TOMIX SL銀河(C58-239+キハ141系700番台)が入線!

TOMIXから発売されたSL銀河が入線した。

 

SL銀河は、JR釜石線を走っていたSL列車だ。東日本大震災の復興支援として、2013年に運転を開始した。

静態保存だったSLを復活させたうえ、客車は気動車を購入。文豪 宮沢賢治氏の故郷であることから、「銀河鉄道の夜」をモチーフとしたコンセプトを設定し、特別な客車が仕立てられた。

これらに加えて沿線のSL用施設の建設や、運転士や整備士の養成など、かなり大掛かりな投資がいるプロジェクトだったが、無事に運転開始する運びとなった。

 

 

運転開始から早10年。列車は大変人気だったものの、客車の老朽化を理由に2023年夏に引退。

引退が近づく2023年春、この列車を模型化することをTOMIXが発表。発表から半年の期間を経てようやく市場へ、そして我が家にやってきたのでした。

 

www.tomytec.co.jp

TOMIX  キハ141系700番

www.tomytec.co.jp

 

SLと客車はそれぞれ別売り。限定品などの形でまとめ売りはされなかった。

5両で定価約4万円。値段はちょっとお高め。

客車のケースにSLを収納できるよう設計されている。

 

まずはSLから。

TOMIXでは初の製品化となるC58型蒸気機関車。SLのディティールに詳しくないから触れないが、プロポーションはとても良い。

実車の走行シーンを再現しており、実車同様に外装は光沢があり、機関士が顔を出す窓は開いた状態になっている。

 

 

 

客車。

まずは製品化に感謝👏。この豪華かつ複雑な外装を見事に模型に落とし込んでくれた。

実車では立体的な装飾が印刷になってる...といった不評もあるみたいだけど、僕としては1/160サイズで手元に置けるだけでも嬉しいのです。

 

 

ぱっと目を引くこの塗装、とても美しく印刷されている。

また、造形の良さは言うまでもない。50系やキハ143系の製品化時に評価されていたそれがしっかり現れている。特徴を捉えていてカッコイイ。

色分けも、実車の雰囲気がムンムンで良い感じ。デビュー当時の姿を再現しているとのことで、忠実に屋根まで真っ青。

模型は上から見ることが多いから、この屋根色は目立つ。多少の違和感はあるけど...実車に忠実ならまぁいいか。

 

 

 

ライトはLEDで明るく美しく点灯。先頭車はTNカプラーが標準装備で、見た目がイイ。

車内の表現にも力が入っていて、実車のシートやフリースペースなどが再現されている。パーツは座席の色味の臙脂色が用いられた。

 

 

 

急勾配を登るSLの補助動力として、気動車のまま客車されたキハ141系700番台。

模型ではそれに則ったのか、モーターを積んで製品化されている。写真の車両、青が濃い塗装のキハ143-701がM車だ。

 

客車にもモーターがあるとはね...。
歩調を合わせられるのは、ありがたいようなメンドクサイような仕様。一応、モーターだけすっぽり抜くことはできるので、非動力化は簡単にできる。

 

が、そうした場合、M車の床下自体が金属製で重たいために、SLのモーター1両だけではスムーズに走ってくれない。SLにかえって負担がかかる。

プラ製床下パーツを調達して完全なT車にするか、M車にしたままでSLと歩調を合わせるかの2択が良さそうだ。

 

 

当区では、M車にしたまま遊んでいこうかな。まぁ実車のキハ141系は単独で走ったりもしてたからね。牽引機によってイチイチ歩調を合わせるのはちょっと面倒だけども、T車に改造する気力がないので(笑)。

 

 

 

暖色の室内灯を入れた。できる限り再現された車内も、これで映える。

 

 

あと最低限イジりたいのは連結器。中間車に標準装備されているのはアーノルドカプラー。連結間隔が広いし見栄えも悪い。

これにあったTNカプラーに交換したい。調べてみると、どうやらJC6384だけが適しているよう。

 

このカプラー、最近(2022年)に出た新しい製品。他製品への汎用性が高くなく、そんなに数が出回ってない。

ネットや店を周ったがすでに品切れ状態、6月頃の再生産待ちということに。こういうところなんだよなぁ...。とりあえず、レイアウトデビューはそれまでお預けかな。

 

 

 

総評。

とにかく製品化してくれたことに感謝。違和感なく模型になっているし、よくある塗装乱れなどもなく、しっかりした出来栄えで嬉しい。

不満を言うなら、カプラーの再生産も同時にかけておいてくれると嬉しかった。

長くしっかり手元で愛でていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

KATO E3系秋田新幹線こまち 入線!

KATOのE3系秋田新幹線こまちが入線した。

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KATO 10-221 E3系 秋田新幹線「こまち」

久々の再生産となったE3系こまち。辿った限りでは、前回の再生産は2013年12月。約10年ぶりのリリースです。
品番が若いことからわかるように、やや古めの製品で初回発売は2007年。2007年は、新幹線の先頭車の連結器機構が凝られ始めた頃。それをそのままの仕様で、お値段だけ値上げしての再販となった。


実車E3系が、こまち号を退いたのは2014年3月。その後は一部の車両がこまち塗装そのままに、なすの運用で細々と活動。コロナ禍に入った2020年、なすの号の減車により運用離脱。復帰は叶わず、廃車解体されこまち色が消滅した。予告もイベントもなくヌルッと引退して解体されてしまうという大変寂しく残念な最期だった。

ラストランがあれば模型化や再販に期待できる、が鉄道模型のセオリー。実車にこんな感じで引退されたら、忘れ去られて模型化は期待できない...。
と半ば諦めていたところ、まさかの再生産の発表。もう歓喜です(笑)。かくして、念願の車両が入線を果たしたのであります。



 

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製品は秋田行きこまち号で現役だった頃にリリースされたものの再販。こまち引退直前までの姿が再現されている。こまちのロゴが美しく、懐かしい笑。
特徴的なのはやっぱり連結ギミック。正直言えばパーツちっちゃい、扱いづらい、メンドクサイ...でもその分、連結器を出した時に脇にカバーがある姿が実車さながらでとても良い。連結しても映えるでしょう。

あと、KATOのE3系こまちの特徴といえばこの色味。全体的に明るくて艶と光沢があり、可愛く美しく仕上がっている。
だが実車を生で見ると、もう少し落ち着いたトーンに見えて、そこが賛否分かれるところ。模型は、実車に塗られた色をそのまま塗ればいいわけではないから難しい部分ではあるのだが...。個人的には好きなので良いのです。

ネットの画像を見る限り、再生産で色味などの大きな変化はなさそう。HPでも特に語られていないので、前回品からの変更は価格くらいだろうと思われる。


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ライトはHID灯とシールドビームの作り分けがされており、リアルな点灯が楽しめる。LEDが採用されておりとても明るい。期待していなかっただけに意外で嬉しかった。


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パンタグラフは特徴的なピンク色が再現されている。屋根の凹凸も表現されていて、触ると突起を感じられた。模型は上から見ることが多いので、しっかり表現されているのは嬉しい。
連結はKATO伝統のダイヤフラムカプラーを採用。幌と連結器が一体となったもので、実車さながらの編成美を楽しめる。車輪と連動していないので、連結は少しメンドウ。

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M車を分解してみた。M車は前から3両目、13号車で、モーターはフライホイール付きが採用されている。
車輪はトラクションタイヤ(ゴム付きタイヤ)がないタイプ。連結運転を考慮したものだけど、単独でも走行に問題はない。ゴムタイヤ付き動力車はASSYパーツで売られているので、そちらに変えても良いかもしれませんね。

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座席は茶系と青系で塗り分け。実車では15・16号車が自由席で青系のシートを採用しおり、それの再現がされているわけだ。室内灯を入れると目立ちます。
11号車グリーン車は、実車だと黒い座席だったのだけど、模型では茶系のパーツ。こちらは塗分けがされていなかった。まぁ、グリーン車は室内灯色味を変えれば雰囲気出るので、気にすることもないかなという感じ。


 




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総評。
模型として整っているのは、いつものこと。KATOらしくしっかり作り上げられていると思う。
今製品ではやはり実車との色味が違う問題が気になってたのだけど、艶や色味、かわいらしさが実車のそれで、開封したら全く気にならないくらいの良い仕上がりに感じられた。思い出補正かも、いやおそらくそうなんだけど、実車がいないからそれでも良いのかなと笑。でも違和感を感じるほどでは全くないし、新規設計でリニューアルはおそらくされない...。当方の手持ちの新幹線車両がKATOなこともあり、この機会に入線させて正解だったかなと。末永く楽しみたいと思います。



今回はこの辺で。


 

 


 







 


 

大阪 Re-Colorにて運転会

レンタルレイアウトRe-Color(リカラー)さんの大阪店に行ってきた。

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東京と大阪に展開するレンタルレイアウト店Re-Colorさん。約1年ぶりに大阪店を訪れた。

友人と2人で3、4番線をレンタル。この路線は線形がJR路線っぽく作られていて、留置線も豊富。手持ちの車両はJR車や電気機関車がほとんどの当方にとって、存分に遊べる路線なのであります。

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ちなみに昨年に訪れた際にも同じ路線をレンタルしている。昨年との大きな違いは、中央の駅が京都駅から新宿駅に変わったこと。よって、JR東日本車両たちがまぁよく似合う。駅を俯瞰して見れば新宿駅、クローズアップしてみれば都会の駅として、走らせても見ても撮っても楽しい。


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線形が良く、カーブがリアルで良い。清掃も行き届いていて不通や突っかかりがなく、ストレスなく走らせられた。
また撮影ポイントも豊富。大変リアルに作られていて、快適に過ごせるレイアウトだった。




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日に日に変化・改良されるレンタルレイアウトとして知られるリカラーさん。東京、大阪とも何度か訪問しているが、いつもながら素晴らしい。またお邪魔します!



www.re-color.jp




今回はこの辺で。


 

 

 





 

 


 








 




浅草 レイルガーデン"田舎のレイアウト"で運転会

東京 浅草の蔵前にあるレンタルレイアウト店「レイルガーデン」に行ってきた。

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レイルガーデンは、浅草駅前付近の喧騒からは少し離れたところにある。ここのお店の特徴はレイアウトが2つあること。都会の車両が似合う市街地レイアウトと、山登りや自然背景が似合う田舎のレイアウト。今回は後者をお借りして、友人と運転会を行った。

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長方形の土台の真ん中に山が2つ。登ったり降りたりをして約2周走るエンドレスで複線が2路線ずつ、4人までが同時に運転できるレイアウト。
ここまでしっかりと山路線にスポットを当てたレイアウトも珍しい。当方が所有する寝台特急あけぼの号のような山が似合う車両が抜群に映えるので、個人的にお気に入りのレイアウトの1つである。

この日は僕は常磐線や中央線の車両を、友人は私鉄車両を持ち込んだので雰囲気には少し合わなかったが(笑)、別の番線では諸氏が碓氷峠の車両を走らせていた。それが実にカッコイイ。ジオラマと車両の共鳴度の高さに驚いた。

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過去の運転会の写真も合わせて載せてみる。
留置線は10両以上が停車できる留置線が3線ずつ用意されていて大変ありがたい。また、"田舎レイアウト"では勾配が3‰程度あり、車両によっては少々きつい。
編成が長いと1M(モーター1両)では登れないまたは空転必須。室内灯を積んでいたらなおさらだ。ちなみに当方所有のカシオペア(13両・テープLEDの室内灯搭載)は、機関車によれば難なく登れると言ったところ。機関車もモノによって重さが微妙に違い、そこの差が表れるのが難しいところ。長い編成は2Mだと安心だと思う。


さて走行写真は...夢中になりすぎて撮り忘れ(笑)。まぁ、走行シーンは諸氏のYouTube動画の方がわかりやすいかな。楽しい運転会でした、また来ます!


www.railgarden.tokyo




今回はこの辺で。


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KATOのDD51を重連仕様にする

たまには模型いじりを...
KATOから発売された、DD51/DE10向けの重連用パーツを買ってきた。

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・28-260-1 DD51動力台車タイヤ無

・28-265 機関車重連用ライトユニットA


模型の世界で重連を再現する場合、つきまとう問題がある。それがモーター出力が合わないことと、2両目の機関車のライトが付くこと。
それを解決するのがコレらASSYパーツだ。



まずは台車から。
この製品では、車両に元々取り付けられているトラクションタイヤ(ゴム巻いてあるタイヤ)がない。これにより、敢えて車輪を滑らせることで協調を図ろうというものだ。動力車同士が自身の出力をかけて喧嘩する事態を避けられるという、大変嬉しい製品。

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取説通り、丁寧に分解して台車を取り外していく。初見ではどこから分解すれば良いのかわからないくらい出来が良いですね。

ちなみにトラクションタイヤなしの釜でも単機での牽引は可能だが、ありのモノに比べると低速時や起動時の機敏性に劣るかも。タイヤがないとレールとの摩擦が低くなるので、これは仕方がないだろう。



お次はライトユニット。

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製品は、LED基盤が2つ、片方だけLEDがないものがそれぞれ1つずつ入っている。上2つが製品、一番下が車両に付いていたものだ。写真のように、丸で囲った部分にはLEDがない。

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製品を機関車2両にそれぞれ配置。
LEDなしを連結面に持ってくることで、両方向に重連運転ができるようにした。
説明書がないのが困ったところだけど、リアルに再現するには大変嬉しいアイテムだ。

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完成。リアルさが増しました。
最近は簡単な加工でこういった細かな再現ができる製品が、公式から出してくれることが多く喜ばしい。
この加工、DE10でもできるようにASSYが発売されている。重連運転をするならぜひ。



今回はこの辺で。


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大阪 Cafe&Barジオラマ103でほろ酔い運転会

僕の鉄道模型趣味歴も10年くらいになった。改めて、楽しみ方は本当に様々だなと感じる。...まぁこれは鉄道模型に限った話ではないのだけど笑。

僕が最近ハマっているのは、夜景運転を楽しみながらお酒をいただくこと。室内灯を入れた車両を走らせるだけでも雰囲気が出て良いが、そこにお酒が加わるとまぁ楽しいこと笑。自宅でもそれは出来るけど、せっかくなら広いレイアウトを眺めながら呑みたいもの。
ありがたいことに、全国にはそんな夢が叶う鉄道模型バーとやらがいくつかある。今回はその1つ、大阪の「Cafe  & Bar ジオラマ103」にお邪魔してきた。


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お店があるのは、西の秋葉原と呼ばれるらしい難波エリア。なるほど、模型・プラモ店がひしめき合い電気街らしいストリートがあり秋葉原っぽさ満載。そんな難波のメイン商店街の中にジオラマ103はある。看板がわかりやすく、大阪メトロ堺筋線恵美須町駅出口からすぐの立地で大変便利。とてもありがたい。

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階段を上がって店内へ。入り口から鉄道グッズが並んで飾られていてテンションをあげてくれる。
細長いお店の中は、バーカウンターとレンタル用レイアウト、鉄道グッズやジオラマモジュールがいくつも置かれている。運転できるメインレイアウトは田舎風のもの(写真1枚目)と都会風のもの(写真2枚目)。手持ちの車両に合わせて楽しめるところが良い。ジオラマモジュールの種類も多く、模型の写真を撮るためのあらゆる光景に対応していると言わんばかりの豊富さだった。

レンタル手続きとドリンク注文を済ませてレイアウトへ。


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今回お借りしたレイアウトは都会風のもの。レイアウトサイズはそこまで大きくなく、ポポンデッタと同じくらいの印象だ。じっくりゆったり走らせるには充分だ。
このレイアウト、各所がこだわって製作されている。フレキシブルレールを用いたカーブが多く、リアルな走行が楽しめた。


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実在する情景もいくつかあって、車両たちが実にリアルで写真映えする。気さくな店長さんはしっかりした模型鉄(笑。現状のラインナップから欲しい車種、車種メーカーごと違いについてなどなど、オタク談義を交わしながら走らせるのは大変楽しかった。レンタルレイアウトの方とここまでオタクらしい話したのは初めてかもしれない。お店のオリジナルカクテルをいただきながら、ゆっくりと遊ばせてもらった。

こうしてあっという間に3時間の飲酒運転が終了。大阪にわざわざ模型を持ち込んだ甲斐ある楽しい運転会となりました。また伺います!

https://diorama103.com/




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KATO DE10 JR九州仕様 入線!

KATOのDE10 JR九州仕様が入線。

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・KATO 7011-4 DE10 JR九州仕様

KATOが2019年に製品化した、JR九州のDE10。今回は何回目かの再生産で、当区では人吉の購入を機に入線となった。

全国的にも珍しい真っ黒車体のDE10。実車の登場は2010年、TV番組用の特別カラーのつもりが、全車がこの色になるという変わった誕生経緯がある。
熊本車両センターに7両、鹿児島車両センターに1両の計8両、JR九州所有の全てのDE10がこの色で活躍中。SG(蒸気発生装置)を持つ1000番台と持たない1500番台が混在するが、今製品では1000番台の1209号機がプロトタイプとされている。


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完成されたDE10のフォルムに、JR九州機の特徴が織り込まれた今製品。艶のある黒色ボディに赤と金の差し色が映える。
動力はフライホイール搭載ユニットで静かかつスムーズ。ライトは電球色LED。
付属品は車番プレートとホイッスル、ナックルカプラーのみ。KATOの機関車らしくシンプルでわかりやすい仕様と構成である。

車番は、1195、1206、1207、1209号機の4つから選べる。
1195号機のみ実車通り文字が銀色で表現されている。
当区ではプロトタイプ通りに1209号機の車番を取り付け。個人的には、この車両の遭遇回数が最も多く馴染みやすかったからだ。カプラー交換とホイッスルの取り付けを行い、オンレール。このKATOの手軽さとディティールの良さがとてもちょうど良い。


SL人吉の引退と後継機DD200の登場があり、今後の動きに注目が集まるJR九州のDE10。手元では末永く愛でてまいりましょう(笑)。




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KATO SL人吉(58654+50系) 入線!

KATOから発売されたSL人吉が入線した。



SL8620形を製品化した時から、いつか出るんじゃないかと予想されていたSL人吉。やっぱり出してくれました。
実車が走る肥薩線の現状を応援するかのごとく、製品化にあたってはかなり力が込められているような雰囲気。個人的に、予約時点でかなり期待して良さそうだと感じていた製品であります。
そして製品化発表後、SL人吉の運転終了という残念なニュースがありながらも、待望の発売日を迎えたのだった。


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今回の製品化では、単品のSL、客車3両セットのほかに、SLと客車がセットの特別企画品も発売されている。我が家には特別企画品をお迎え。限定品らしい特別なパッケージが期待値を上げてくれる。近年はKATOでも特別デザインのスリーブケースが見られるようになりましたね。


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開封

特別企画品では、ケース・ウレタンとも黒色、そして黒のリレーラーと人吉パンフレットが付属している。KATOの黒いケースはなかなか新鮮で良い感じ。
パンフレットの中身は、実車の紹介と肥薩線レイアウトのご案内。ガーダー橋はSLによく似合いそうだ。


続いて車両を取り出してみる。

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ハチロクこと8620形蒸気機関車の58654号機。SL人吉の牽引機であり、現役では最古の蒸気機関車であります。
ハチロクの製品化時に出来が良いと話題になっていたので、今製品の出来も疑いようがない。この車両が模型化されるのはおそらく初めてのこと。


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とても美しくかっこいい。
SLは実車ではかっこよさ、模型では造形美が際立っている気がする。光沢感も良い。
SLの模型を見ると、SLは古典的な機械でありNゲージは精密機械なんだなと改めて思わせられる(笑)。


続いて客車。

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1号車。

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2号車。

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3号車。

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SLに似合うレトロ調の外観、内装が特徴的。模型でもとても映える。
両先頭車のテールライトが点灯、室内のショーケースの照明がデフォルトで点灯する仕様で、室内灯のプリズムがあらかじめ装備済みになっている。もはや室内灯を入れない方が不自然である(笑)。
ボディの色味、印刷とも綺麗ではっきりと視認できる。室内は3両とも塗分けがされており、展望室のある1、3号車ではその違いがわかりやすいだろう。相変わらずのKATOクオリティ、品質と価格が安定していて素晴らしい。

実車の構造から雰囲気まで忠実に再現しながら、
短編成ゆえにかわいらしく、気軽に走らせられるのが良い。運転会への持ち込んでもテーブルレイアウトでゆっくり走らせても良い。久しぶりに良いもの買ったなという充実感。じっくり楽しみたいです(笑。



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TOMIX EF66-27号機 入線!

TOMIXから発売された、JR貨物EF66-27号機が入線!

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・TOMIX 7159 JR EF66-0形電気機関車(27号機)


JR貨物の人気車両、ニーナことEF66-27号機であります。
実車は吹田機関区に所属、登場以来ずっと貨物運用に従事し、比較的原形を保ったままの状態で活躍する人気釜。2022年内の引退が発表されており、今回はそれに合わせたタイミングでの再販となった。

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再販とはいえ、設計変更やLEDライトの採用、新型モーターの搭載などの改良が行われている。TOMIXの決定版と言って良さそうだ。

造形は良し。66ってこんなに格好良かったっけと思わせられる。
鉄道車両には模型でよりかっこよく見える車、実車の方が良いと思う車の2つがある(自論)けど、今製品は前者だと思う。

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1エンド側.

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2エンド側.

TOMIXというと、塗装ブレなどのエラーがありがちなメーカー。いつからこんなイメージになったんだろう...我ながら悲しいけど、残念ながら事実。

Twitterを見ていると今製品も個体によって不良があるよう。前面のナンバープレート上のクリーム帯がグラデーションになっている(これはエラー)とかアンテナ位置が違う(これは製品仕様)など。しっかりして欲しいもんだ。

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当区に入線した車両は塗装エラーなどぱっと見なかったものの、側面帯がちょっと怪しい...。Twitter見てるとどうやらこれも仕様っぽいからスルーで良いかな。

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側面部。裾部の腰板が撤去、メーカーズプレートが移設された姿が新規作成で再現されている。

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PS22C形パンタグラフが搭載。TOMIX製らしくしっかりした造り。

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屋根上。
グレーに塗装されている。アンテナの位置が間違っているのだけど、他車両との共通化ということになっている。

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パーツ類。
車番と銘板、アンテナ類が揃っている。
ちなみに現在実車で運転席上にあるエアコンは別売りでの設定だ。よってパーツを購入しなくてはならない。
このままの方が見た目が良いから、当区では取り付けしないつもりである。


さて紹介はこんな感じで。
こういった指定機の製品化をしてくれるところはTOMIX様様で大変ありがたい。個人的に思い入れが深い車両であるため、手元で楽しめることに喜びを感じる。
模型の楽しみはいつまでもその雄姿を再現できる点にある。長らく活躍したニーナは特に、その楽しみ方にピタリと当てはまるのではないだろうか。末永く大事に走らせて行きたいと思います~





今回はこの辺で。


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グリーンマックス E653系国鉄特急色 入線!

グリーンマックスから発売されているE653系国鉄色が入線!

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www.greenmax.co.jp

人気のE653系が入線した。
フレッシュひたち廃止後、いなほとして活躍したE653系。いなほ運用で余剰となり波動用として勝田へ帰還したのがこの国鉄色を纏うK70編成である。つまりひたち→いなほ→国鉄色と経てきた出戻り編成だ。国鉄色は発表当初は波紋を呼んだが、登場すると意外と良いじゃんということで大変人気の車両に。ニュース報道がされるほど撮り鉄が殺到した事例もありましたね〜そんなに人気とは...驚きました。


再転用するにあたって、装備類はいなほのまま改造はされなかった。よって、スカートや足回りがいなほの1000番台仕様、Fひたち時代とは異なった姿となっている。
また、いなほ転用時に改造されたグリーン車も健在だ。波動用車両にグリーン車が常設されるのは、JTを除くと久々かも(?)。中間車であれば運用によって抜くことができるが、E653系のグリーンは先頭車にある。これが運用上のネックなポイントにならなければ良いのだけど。

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模型はグリーンマックスマイクロエースの両社から。

M社は車両造形に結構波がありまして、E653系の造形はあまり良いとは言えないと感じたためGM製を選択。GM製の造形が良すぎるというのもある。
価格はKATOやTOMIXと比べて非常に高価。GM製は7両で定価36850円...。さすがに新品では高くて出が出せず、当区には中古で入線を果たしている。


それにしても、カラーバリエーション豊富なE653系をメーカー2社で市場争いするようになるとは...。ひたち号で現役の頃には想像もできなかった。
KATO、TOMIXとも製品化匂わせはちょいちょいあるようだが...?踏み込むのには勇気がいるのかもしれない。出したとしても、全色コンプは難しいだろう。

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開封
黒いウレタンに収まっているせいか国鉄カラー映える(笑)。
M製ブルー、GM製赤、黄、緑、橙そして国鉄色と、当区へのE653系入線は6編成目。M製ブルーとGM製グリーンは手放したため、手持ちでは4編成目となった。

付属品は列車無線アンテナと避雷器。方向幕シールなどは付属しない。


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まずは前面形状。
Fひたちの造形の良さを知っているので、国鉄色でも造形には心配なかった。1000番台らしいスカートとスノープロウも悪くない。
ライトの色味も実車に近くて良い感じだ。相変わらずライトケースの中は塗られていない(実車ではブラック)。
カバーで覆われたダミーカプラーを標準装備、造形は良いけど色を何とかしたいかな。

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国鉄色の色味は、メーカーによって結構違いが出るもの。GM国鉄色は、クリーム色の朱色が強いような気がして、これクリーム4号(国鉄色で使われた色)なのか?とまず思った。
だが実車でもクリーム色は朱色強めに見えたし、クリーム4号が実車で用いられたのかも不明。まああくまでリバイバル、雰囲気が出れば良いから485系のそれとは違って良いのではないかと思う。結論、実車に近い色味で良いじゃないか笑。

写真の場合、光量や角度によって色味が変わるために伝えにくいのだけどー...
実車の艶感が出ているのがまず良いし、全塗装のぶ厚く重たい雰囲気も醸し出されていてGOOD。

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賑やかな屋根上パンタグラフ周りはグレー一色で表現。色付けすると映えそうだ。
パンタグラフは柔らかめなため取り扱い注意。

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GM製あるある、幌がない(笑)。後で付けなくては...。
1000番台化で車端部に新たに取り付けられた着雪ふせぎ板(?)も再現。

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先頭車はいなほ改造の際にグリーン車となったのだが、国鉄色でもグリーン車のままとなっている。
模型ではシートをきちんと再現、座席パーツの色まで異なっていて外から見ても非常にわかりやすい。

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E653系国鉄色、模型でもアリではないだろうか。
造形が良くて非常にカッコイイ。忠実に再現されていて、実車同様に映える。定評のあるコアレスモーター搭載で、超低速から軌道、動き出し滑らかに運転できて楽しい。欲しかった車両だけに入線できたことに喜びを感じます。




ただ、、、

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赤帯塗装にムラがあったり、

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車両が湾曲していたりと、気になる点もちらほら。
さらにGM製車両には室内灯スケちゃう問題があり、そちらも気になるところ。GM製は出来が良いだけに粗が余計に目立ってしまっている。こういうところはぜひ改善していただきたい。本当に。高かったんだから。


とりあえず入線報告はこれで終わり。
ゆっくり整備してレイアウトデビューに備えたい。




今回はこの辺で。