羽田空港第3ターミナル ANA LOUNGEを利用してきた。
羽田空港第3ターミナル(旧 国際線ターミナル)にあるANA LOUNGE。ANA、またはANAも加盟するスターアライアンスの航空会社に搭乗する場合、利用できるラウンジだ。
利用できるのは大雑把に言えば、航空会社の上級会員、またはビジネスクラス以上に搭乗する者。今回はビジネスクラスを利用して、プレミアムな空間にお邪魔させてもらった。
第3ターミナルの3階、110番ゲート付近にあるANAのラウンジ。ファーストクラスや超上級会員はANA SUITE LOUNGE、それ以外はANA LOUNGEへ入場できる。
受付の方に搭乗券を提示して入場。
入場したらWiFiを繋ごう。ショッピングや料理のオーダーはスマホから行うシステムになっている。
広々としたラウンジ。
区画ごとにインテリアが異なり、また座席も様々なタイプがある。ほとんどの座席がコンセント完備。仕切りで囲まれてプライベート感がある座席も多くて嬉しい。
適切な室温に保たれた室内には、ゆったりとした音楽が流れる。インテリアや空気感はさながら高級ホテル。出発までゆっくりとくつろぐことができる。
ドリンクバーには、ソフトドリンクだけでなく、お酒やビール、おつまみなども並ぶ。
軽食はうどん、そば、ラーメンが頼めるヌードルキッチンと、いなり寿司やから揚げといったメニューが並んでいた。軽く小腹を満たすには充分だ。
せっかくなので豚骨ラーメンを注文。なかなか美味い。
もちろんラーメン屋さんのそれには及ばないのだけど、軽食として美味しくいただけた。
ただし、長いフライトでは食べることが楽しみの1つになる。機内では体を動かさないので、食べ物をお腹に詰めるのみ。ここでの食べ過ぎには注意をしておきたい。
ラウンジはシャワー室を完備、仮眠スペースまで用意がある。
休息をとる人、ここでリラックスしてから機内へ向かう人、くつろいだ後にしっかり身支度を整えて向かう人などなど...多くの人の要望に答え、そしてくつろぎの場を提供する。それがホテルやラウンジの良さで役目だろう。それに不足なく答えてくれるのがイイ。
ただどうしても、時間帯によって混雑してしまう。僕が訪れた時間はシャワールームは満室で、待機の列ができていた。こればかりは仕方ない。
しかし、人が多くても、ラウンジ利用者は思慮分別がある大人ばかり。決して騒がしく賑やかになることはない。喧騒から離れられる、これは上級クラスや高級サービスを利用する醍醐味の1つだ。
それを充分に味わって、搭乗機に向かう。旅のスタートにふさわしい、良い時間を過ごさせてもらった。