先日、11月8日夜にEF64-37とEF64-1052が、EF81-141エスコートの元、秋田車両センターに回送された。廃車のためと思われる。
特にEF64-37は先日、鉄博での展示や、運転台見学や写真撮影等ができる1回10万のツアーが行われている。ツアーではお疲れ様とのメッセージが添えられていたとのこと。ラストランイベントがしにくい世の中ではあるが、最後の晴れ舞台を思わせるようなイベントが多かった印象にある。カシオペア信州への充当率が高かったのもその一環かもしれない。
奇しくも今回秋田に向かった2両はE493系との試験に使用された車両だった。最後のEF64 0番台の37号機と2代目う〇こハチマキことEF64-1052。共に、JR東日本のEF64のうち双頭連結器を持たない車両であり、あけぼの牽引機などでお目にかかることが多い車両だった。
長年の活躍、大変お疲れさまでした。
注目したいのはこの2両の今後の処遇だ。以前から何度か言っているように、狭い日本では車両を保存して展示するには限界がある。とりわけ文化的・歴史的な功績がある車両を残そうというのはわかるが、そうなると博物館や展示スペースを増やしていくしかないし、そこにはお金の問題も絡んでくる。好きな車両は手元の模型で愛でて、現物がどこかで残されていればラッキーくらいの考えがちょうど良い落としどころではないかと感じております。
とは言っても、37号機くらいは残してくれたら嬉しいですね~。でもまぁ、今後はどうあれ、今までありがとう、そしてさようなら。
今回はこの辺で。
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