れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

キハ261系ラベンダー編成に乗ってきた(ラウンジ編)

JR北海道が新たに導入した多目的特急車両キハ261系5000番台。
北海道で長年活躍してきたジョイフルトレイン「クリスタルエクスプレス」と「ノースレインボーエクスプレス」の後継として、2020年にピンク色車体の"はまなす編成"が、2021年に紫色車体の"ラベンダー編成"が登場した。

そして先日、ラベンダー編成に乗車してきた。普通車編とラウンジカー編に分けてフララベExpレビューや車内紹介を綴っていきたい。



今回はラウンジカーについて載せていく。いや、フリースペースと言った方が正しいか。先頭1号車の先「増1号車」がそれに当たる。

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フリースペースの入り口扉の前に立った。
ラベンダー編成はラベンダーラウンジ、はまなす編成ならはまなすラウンジの名で提供されている。


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車内全景。こちらは運転席側から撮影した画像になる。

1号車が先頭で進行する場合、左が対面のソファ席、右側が窓向きの2名掛け席となるレイアウト。
ブラウン基調に木目をあしらったインテリアで落ち着きがある。間接照明のおかげでカフェやバーのような雰囲気すら漂う空間になっている。


この増1号車は全席自由席。
つまり、この列車・車両の乗客なら好きな座席を利用できる。まさにラウンジ感覚だ。


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こちらソファ席。というよりベンチ席と言う方が的確かもしれない。
ファミレスのテーブル席のような感じ、座り心地もそれに近い。

コロナ対策でアクリルのパーテーションが建てられている。
座席後ろに荷物を入れられるほどのスペースがあるけど、荷物置き場は別に用意がある(後述)。見た感じ、ほとんどの方が大きな荷物を自席に置いたまま入室しているようだった。


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こちら窓側向きの座席。
普通車と比べて、窓の大きさが異なるとかではないけど、座席で仕切られることなく北海道の雄大な自然を眺められるのは大きなメリットだと思う。夫婦で、親子で、カップルで談笑されてる方が多くみられた。

ちなみに僕は、横向きに流れる景色は酔いやすいため苦手である(笑。たしか、東武スカイツリートレインか何かでも、横向き座席は酔いやすいって話題になったような...。でもこちらは自由席なので、酔う前に退散できるのが◎


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各テーブルには充電用のコンセントの用意がある。スマホを置くことができ、デザイン的にもGOOD。
ディーゼルカーに充電用設備...。チグハグな印象が湧きます笑。

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こちらはラウンジ外の荷物置きスペース。
旅行者が多いためか、北海道の特急では大型荷物置きが一般的になりました。新造の特急車にはもれなく付いている。


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こちらは多目的室。個室兼用となっていて、僕が乗車した当日はテレワークスペースとして使うことができた。
申請は車販準備室に作られたカウンターで行い、追加料金は不要。
定期特急ならまだわかるけど、この富良野ラベンダーExpは臨時の観光特急、利用者はいたのだろうか。




列車はあっという間に終点富良野駅へ到着。約2時間の乗車を終えた。
ジョイフルトレイン(JT)として生まれた先代とは違い、こちらは多目的車両。JTの特別車両らしさや遊び心を残しながら一般特急としても活躍できる仕様でまとまった、両者の中間のような存在である。汎用性が高いため様々な線区に顔を出しており、乗れるチャンスも多い。認知度も上がってきているようで、今後も北海道の人気車両として活躍を続けてほしい。


次はぜひはまなす編成に乗車したい...実は別日に乗車する予定で渡道したのだけど、急遽車両変更があった影響でパァに。JR北海道は車両変更が少なくない。たまに困る。。




今回はこの辺で。


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