れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

「青い名機、再び」EF65撮影会レポ

田町車両センター/品川機関区で開催された、EF65の撮影会に参加してきた。
参加後、一口報告的に記事をUPしたのだけど、ある程度しっかりレポを残しておこうと思い立ったので綴ってみる。


「青い名機、再び」と銘打って開催された今イベント。4月15日(土)・16日(日)の2日間行われた。
イベントのスタートは高輪ゲートウェイ駅から。田町車両センターの廃止・留置線の規模縮小によって生まれた駅である。

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受付を済ませると、ヘルメットなどの装備品と案内を渡される。関係者用通路から線路を潜って、会場となる車両基地へ。
普段は見られない裏動線を見ることができ、また車両基地夜景はとても綺麗。見られて楽しいけど、言わばこれも撮影会の副産物。頭の中はEF65だらけである。


さて、事前に渡されたパンフレットにはタイムスケジュールが載っていた。
素の状態とヘッドマーク掲出が2回、それぞれ約25分間の撮影時間が設けられていた。高まる気持ちを抑えながら、基地内の歩道を歩いていく。


IMGP2570
会場に着き、撮影会が始まる。
参加車両は左から501号機、2101号機...改め1101号機、1102号機、1103号機だ。


まず、この光景は圧巻である。単独でも充分格好良い国鉄機関車が、4機も整然と並んでいるとやはり迫力が違う。さらに、夜景と小雨が機関車の気迫やオーラをより一層引き立たさせてくれる。写真ではなかなか伝わりにくいのが惜しいのだが、この感動は参加した者にしか味わえないのかもしれない。それはそれでまた良い笑。

そして、2101号機はJR貨物からの借り物だ。わざわざレンタルして来たことにまず驚いた。4機並べた撮影会なんて、自社車両でもできるのに...。
そして、彼の旧車番である1101号機が復活していたことに2度目のびっくり。粋な計らいをいただきまして、大変恐縮でした。


IMGP2623
ヘッドマークを取り付けて、25分。初回は左から「はやぶさ」「さくら」「富士」「みずほ」。
1回目は白色系のヘッドマークの4並び。どれもP型、PF型にゆかりのあるヘッドマークを選定・用意して取り付けているとのこと。
ヘッドマークがあるとまた風格が出て良い。小雨降る中、右へ左へ動き回りながら夢中でシャッターを切り続けた。


IMGP2782
2回目のヘッドマーク撮影では追加と入れ替えがされた。左から「富士」「出雲」「みずほ」「あさかぜ」を掲出。
個人的に、EF65-501の富士HMは嬉しかった。なぜならP型に最も似合うヘッドマークだと思っていて...2014年のリバイバル富士を撮れなかったことをずっと悔やんでいたので、これを見られただけでも参加した甲斐が大いにあったわけです(笑)。
また、「いずも」「あさかぜ」もやはりとても似合っていて良い。前回の撮影会ではカートレインなどが掲出されていたけど、今回は寝台列車で統一。そういう配慮がありがたく嬉しい。


訊けば、留置場所も架線の影が極力かからない位置に設定したとか。企画から開催まで、念入りに準備してきたとのこと。
コロナ禍以降増えた鉄道会社の有料撮影会は賛否がある。が、有料だからこそ出来ることは数多くあり、また金額に見合った価値を持たせなければならないわけで。増収目的だとの批判も耳にするけど、個人的にはこれで良いんじゃないかなと感じる。



あっという間に撮影会が終了。小雨で撮影はラクではなかったけど、逆により一層風格が増してさらに格好良く見られたのでした。


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土産は、パンフとストラップ、特製のキーホルダーとクリアファイル。
これは嬉しいですね〜大変良い記念になります。E257系とサフィール踊り子のグッズも入っていて、そこはちゃっかりしてらっしゃる笑。


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ともかく、往年の名列車たちを先導した面々が一堂に会したこの光景を、直に拝めたことが大変光栄であり、企画から細かいご配慮いただいたことまですべてに感謝でございます。
また、今撮影会は、前回の撮影会(EF65-501&EF66-27&EF65-1115)が好評だったから2回目も!とのことで行われ、EF66-27引退につき方針を少し転換しての実施となったそう。イチ企画展として素晴らしく、満足度の高いイベントでありました。


ぜひ次回もまた...とささやかに期待して。今撮影会のレポ終わり。




今回はこの辺で。


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