2021年3月のダイヤ改正で、783系のきらめきは全てみどり編成・ハウステンボス編成での運転となり、一般色のきらめきには現時点で乗ることができないが、記録として乗車記を。
783系一般色。
5両で1編成を構成し、6編成が在籍。ダイヤ改正で定期運用を失い、ちょうど先日1編成が解体されたとの情報もあるという先行きが不透明。みどり編成やハウステンボス編成の代走に駆り出されることも多く、波動用車両的なポジションともいえる。
乗車に引き当てたのはCM34編成。一般色の4両編成のCM31~35編成のうち、CM34編成に余剰のモハを追加して5両とし、2021年3月まで日豊本線の特急に充てられていた編成だ。
ちなみにCM35編成はみどり編成になって活躍中、CM31~33編成は増結や代走運用で活躍していたが、こちらも春のダイヤ改正で定期運用を失っている。
一部がセミハイデッキ構造で、783系の1つの特徴となっている。
車両の真ん中に扉・デッキがあり、A室・B室の2室構造という変わった造り。
門司港寄り先頭車。普通車ながらセミハイデッキ構造なのが良い。
JR化後初の特急車両というだけあって、その頃出た651系等の特急車両と雰囲気が何となく似ている気がする。照明、電光掲示板、カーテン等々がそれっぽい。
783系は車体も車内もバラエティーに富んでいて、このカラーの座席は初期の頃から使われているそう。
座席そのものは485系からの廃車流用品だそうで。座り心地は硬め昔ながらのというか一般的なというか、よくあるような座席という印象。
座面裏。
手すりの感じが昔の車両らしさを醸し出してると思う。
最前列の運転席側でない方は、前面展望が楽しめる。夜間なのでさすがに運転席側はカーテンが閉まっていた。
最前列の座席ながら自由席設定。博多→小倉間を520円の追加料金で利用できるのは素晴らしい。夜間の前面展望も楽しいものだった。
783系一般色が日豊本線から運用離脱する件は耳にしていたものの、きらめきからも全て撤退とは...でも運用から考えれば予測範囲内ではあるのか。
需要減で引退する車両が増える中、783系一般色もその車両の1つになってしまいそう。残念...
今回はこの辺で。
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