「WEST EXPRESS銀河で山陽本線を上る昼行列車の旅」の後編。
昼行列車ツアーは、全区間で約12時間近い旅程となっている。駅間はのんびり、思い思いの時間を過ごしてくつろぎ、停車駅では降りてみたり、歓迎を受けたり。それの繰り返し。ゆったりした時間が流れている。
時刻はまもなく日没という頃に、「WE銀河のグッズ販売がある」との車内アナウンスが入った。フリースペース遊星に出向いてみる。
グッズメニュー。
車内販売のカートにグッズがたくさん乗せられていた。
主要駅などで買えるグッズに加えて、車内販売限定の品もある。いくつか購入して、また部屋に戻る。
18時30分頃、倉敷駅に到着。
ここでは柳井駅と同様、手厚いおもてなしを受けた。
この日の乗客は、大半が鉄オタ。そんなオタクどもにも嫌な顔1つせず対応してくださり、ありがたい限り(笑)。
写真を撮ったり特産物を見たり。そんなことをして停車時間を過ごす。
倉敷を発つと、夕食となるお弁当が用意された。
夕食は、「日本料理 川長」さんの"銀河‼️一番星☆勝成弁当"。なんとまぁ豪華なで彩豊かな弁当だろう。これも一つ一つ美味。じっくり楽しくいただきました。
食事を終えたら、腹ごなしに、夜行列車らしい色合いが強くなってきた車内を散策へ。先頭車のラウンジ「彗星」に行ってみる。
ここの照明は、運転席後ろだからか少し暗い。
それゆえか、夜景をしっかりと見ることができ、普通の列車の前面展望とは一味違うように感じられる。
窓からの風が気持ちよく、同時に聞こえてくるジョイント音もまた良い。夜の山陽本線をひたすらにかっ飛ばしていく。
部屋に戻ってこちらでものんびり。
お洒落な間接照明が室内を優しく照らしてくれて、車内であることを忘れてしまう。この部屋、鉄道好きならずっと住めるだろう(笑)。
大阪のビル群が近づいてきた。
列車はまもなく終点大阪駅。12時間の乗車は長いようであっという間。散々乗ってたのに、名残惜しくなってくる。
列車は定刻通り、22時2分に大阪駅に到着。
名残惜しいが、これで今回の昼行列車の旅は終了。長いようで短く、全く飽きの来ない乗車だった。
乗車を通して驚いたのは、女性や夫婦での乗車されている方が結構いらっしゃったこと。座席に座ってのんびり旅されているような雰囲気の方たちだった。
正直、マニアックなオタクがメインの客層だろうと思っていた。一般人気がどれだけあるかわからないけど、継続して利用客が増えると嬉しいね。ぜひ今後の展開にも繋がって欲しいです。
最後に記念品を紹介したい。車掌さん、駅員さんからいただいた記念品の数々がこちら。
パンフレットや特製カードを貰ったり、WE銀河スタンプを押してくれたり、手書きの特製カードまでいただいた。手厚いサービスに本当に驚き。ただただ感謝でありました。
とにかく人が暖かい旅だった。ひとり旅メインの僕にとって、忘れられない乗車旅となった。チャンスがあればまた乗車したいですね。ありがとうございました<(_ _)>
こんな感じで、旅のレビューおわり。
