れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

荷物車は復活するのか考える

かつてこのブログで扱ったことがある旅客列車による新聞輸送。先日、その新聞輸送列車に遭遇した。

宇都宮線・高崎線に残る新聞輸送列車

撮影時は上野駅地上ホーム発車の始発列車で行われていたものだが、遭遇した新聞輸送は高架ホーム5番線からの発車。上野東京ライン開業後、上野始発でなく東海道線からの直通列車になった列車でも、ほぼ同じ時刻に上野を出る列車で新聞輸送は続けられているよう。

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今、こういった旅客列車で荷物を運ぶことが盛んになっている。コロナ禍で利用客が減って空いた座席を使って荷物を運ぶことが新幹線や飛行機で行われ始めたことで、この流れが加速したように思う。
JR東日本は、レールゴーサービスという新幹線を使った書類輸送のサービスが今年9月末をもって終了した。これはかつてはJR東海でも行われていたもので、JR東海がサービス終了後もJR東日本では継続して行っていた。コロナも追い風になったようで、長い歴史を持つサービスが終了となった。


この発表には続きがあって、「今後新たなサービス展開を予定」との記載があった。JR貨物ほど大きくない規模、かつ速達性の高いサービスが始まるのだろうか?最近は地方名産品の輸送で用いられ新幹線の空いたスペースが活用されはじめた。新幹線の特性を生かした新たな利用法に期待値が上がる。


新幹線に貨物となると幻の貨物新幹線構想を思い起こす。そこまで大規模ではないものの、青函トンネルの問題もあるためか、JR東日本はその分野の研究をすでに始めているよう。
10両の新幹線のうち3両を荷物車にするとか、そういったことも含めて検討中のようで、タイトルのアンサーとしては「可能性は0では無さそう」。だがやはり投資に見合う需要があるかがポイントだろう、その点はどうなんだろうか...。だがJR東日本はあくまで旅客会社。今後、JR貨物からの発表や共同開発などなどもあるかもしれない。何にせよ今後の展開が楽しみだ。



個人的には、旅客会社の貨物参入の逆が起きたら、客車寝台の復活ができるかなーなんて笑。JR貨物主催になればできなくは無さそうだけど、莫大な予算を投資して、免許取得をはじめ諸々の手続きを踏んで、各社に協力を仰いで...そこまでしてやることではないか笑。




今回はこの辺で。


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