かれこれ10年近く続いた品川駅の改良工事。山手線の留置線廃止や大規模な線路切り替え工事といった大きな行事もあった。また、並行して旧田町車両センターの縮小と高輪ゲートウェイ駅の建設、山手線・京浜東北線の線路移設工事まで行われていた。過ぎてみればそんなことあったなーくらいの印象でも、振り返ると結構大規模な工事がされていたんだなと実感する。
さて、品川駅では今月5日から、山手線の新しいホーム"新3番線"の使用が開始された。使用開始前に観に行ったのを上げ忘れしていたので、今更ながらupしていきたい。
旧山手線ホームは島式ホームだった。今月からは、内回りは上下分離式の片面ホームになる。
この新3番線の利用開始で、山手線外回りと京浜東北線北行きが同一ホーム上での乗り換えが可能となる。
ホーム幅はなんと13mもあるそうで、混雑緩和が期待できそう。また、山手線の上下線分離で内回りも単一ホームとなり、狭く危ない品川駅ホームが大きく変わることになる。
ホーム幅が13mもある理由は、旧3番線の場所を埋めてホームを拡張したため。京浜東北線南行きの移設から始まり、北行きのホーム移設、そして北行きホームとして使用していた3番線を埋めてホーム拡張をしたという経緯がある。ホーム端に行くと旧ホームの形が残っており、この時は直接視認できた。
これにて長い長い改良工事もひと段落付いたとみられる。続くは京急のホーム移設だろうか、その点も楽しみだ。
東海道新幹線のホーム設置から始まり、UTLの開業と常磐線の始発駅化、リニアの起点駅などなど、考えてみれば、ここ数十年の品川駅の進化は著しいですね。
今回はこの辺で。
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