れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【快適さ◎】リニューアルしたロマンスカーEXEαに乗車!

小田急ロマンスカーの1つ、EXEα(エクセアルファ)に乗ってきたのでレビュー。

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1996年デビュー、ロマンスカーで最多両数のEXE(エクセ)。2017年からは大規模なリニューアルが順次行われ、完了した車両はEXEα(エクセアルファ)となり新たな活躍を始めている。

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EXEは茶色ボディだったが、EXEαはシルバーを基調とした外装に変更。ロマンスカーカラーのバーミリオンオレンジの帯が巻かれている。

ロマンスカーの代名詞である展望車はないEXE。近距離利用者向けのビジネス特急の印象を、大きく変えてきた。


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車内。
カーペット敷のフロアに、ソフトなシルエットのブルー座席が並ぶ車内。
全体的に柔らかく暖かみがありながらも爽快感が感じられるデザインになっている。

ロマンスカーでは各車それぞれ照明にの使い方に特徴があり、個人的に注目しているポイントの1つ。EXEαでは直接照明と間接照明の合わせ技となっていて、ナチュラルな明るさで優しい印象を受けた。


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座席。
肉厚なシートだ。どっしりしていて、シート全体で身体をしっかり受け止めてくれる掛け心地。ちょっとしたソファに近いかも。
リクライニングがあまり効かないのはロマンスカーあるあるで、写真のものが最高角度です。


この座席、全体的な見た目がこう...昔の色を残した新しい座席、といった感じがする。各所見ても、ちょっと昔の特急座席チックで懐かしい。いや、座席部分は旧EXEの流用だろうか?仮にそうでも、くたびれ感は全く感じず快適だった。


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座面裏。
背面はテーブルがなくぺったんこ。マガジンポケットと荷物用フックが用意。マガジンポケット下部に見える紐は傘立て。これ初めて見たけど結構便利で良い装備ですね。


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インアームテーブルはノートパソコンが置けるサイズとされている。
EXEαで新たに追加された装備で使い勝手も良い。

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窓際にコンセントが用意されている。が、リニューアル第1号となった編成では装備されていないため、ハズレを引いてしまう場合もある。だがロマンスカーは片道2時間未満、これくらいは耐えられよう。

ブラインドがカーテンなのは旧EXEの仕様そのまま。これは2000年以前の特急車らしい仕様と言える。

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車端部には大型の電光掲示板。荷物置きも備わり、近年の観光特急に求められる設備を持っている。
網棚も活用すれば不足は無さそう。



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数あるロマンスカーの中でも、特異的な存在のEXE。
EXEαではロマンスカーらしい洗練さと上質感を極めてきた印象で、"感じがいい"列車だなと感じられた。
ロマンスカーブランドで見れば異端児かもしれないけど、特急車として見たら座席・雰囲気・快適さのどれを取ってもかなり良い。僕だったら、MSEの硬い座席に座るならEXEαを選びたい。ロマンスカー乗るとまたEXEか...ってなりがちだけど、これなら気落ちせず乗れてイイなぁ。

こんな感じでレビューおわり。





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