れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

トシイチの愛称で親しまれたEF64-1041

トシイチの愛称で親しまれていたEF64の1041号機のお話でも。

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2010年代に入り、EF64は機器更新が進んでいた。更新された車両は更新色(通称牛乳パック)に、されない車両は除籍・廃車がされていく。数を減らす国鉄色EF64。被写体としての人気が高まるわけだが、中でも特に注目を集めたのがこのトシイチ君こと1041号機であります。

1041号機の特徴は、窓枠押さえのゴムが白色だったこと。
機関車の嵌め殺しの窓を縁取って囲んでいるこのHゴム。かつてはこの白いHゴムが使われるのがお決まりだったが、耐久性に優れた黒色のゴムに交換されていった。最後の白HゴムのEF64として走り続けたのがトシイチであり、とりわけ人気が高い車両となったのでした。

ナンバープレートは青。当時、大宮工場で原色に塗られた車は青のプレートを付けていましたね。この頃、長らく所属していた高崎から愛知に転属、首都圏の各線と東海道線、岡山地区で活躍を続けて来た。
何度か運用離脱と復活を繰り返した後、2014年頃に休車、そのまま本線復帰することなく廃車、2016年に解体。1982年の落成から34年の生涯を終えたのだった。



白HゴムのEF64、個人的にはかっこよく見えていて、当時はよく追っかけをしていた。廃車解体の一報はとても残念だったのを覚えている。
しかし翌年の2017年、JR東日本所有の1001号機で白Hゴムが復活。往年の姿はほぼ途絶えることなく、現在も活躍を続けている。いつまで見られるかな...記録は早めに、できるだけ多めにしておきたいものです。



今回はこの辺で。


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