EF66の気になる動向 - れいるのおと

6月6日ということで。

新車の導入により、置き換えやら車両の動向が気になるJR貨物のEF66。
0番台はすでに廃車が進み現役車両は1両のみ。100番台は稼働し続けていたが、昨年からついに廃車が始まった。

100番台は国鉄民営化後にJR貨物が制作した車両であり、正直まだ廃車は先だと思っていたが...。といっても製造からもう30年は経過しているわけで、ロングラン運用が多いEF66なら妥当なのかもしれない。

現状、廃車・運用離脱は丸目ライトが特徴の1次車(101～108号機)に集中して行われている。全般検査を受けた車両もあるがそれは2次車。もう1次車の走行は見られない可能性が高く、またここ1～2年内に行われる検査がEF66の最後の全般検査がなるのではないかと思われる。

さて写真はみんな大好きEF66-27号機。
2000年代に入り、国鉄色風の新更新色を纏ったEF66が増える中、27号機は唯一、ほぼ国鉄時代の姿で全検出場。その塗装は今日まで継続され、ニーナの愛称で長年親しまれてきた。

そんな27号機が最後に全般検査を受けたのは6年前。ちょうど今年の6月で検査期限が切れることになり、検査を通すか、廃車になるかという議論が巻き起こっている。いろいろな情報が飛び交っており信憑性が無さそうなものも多いが...一喜一憂せず見守りたい。

ニーナは1973年製造のため車齢はもう48年。個人的には、散々楽しませてもらったから引退でも良いような気がしている。もちろん検査を通してくれたら嬉しいので、カメラもって追いかけます(笑)。
アイドル機関車として、オタクだけでなくJR貨物の方々からも大事にされてきた機関車のように思うので、運転継続にしろ廃車にしろ、今後も大事にされることかと思う。

車両の引退際にいつも思うこと。
「外観の設計はそのまま、中身が最新の車両」を新造すれば良いのに。かっこいい車両は外観を継承すれば良いじゃない。これは鉄道車両に限らず思う。
JR西日本の”新”旧型客車みたいな...。そうは問屋が卸さないのだろうけど。

今回はこの辺で。

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