れいるのおと

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EF65 広島更新色がレア車両な理由

EF65の広島更新色の話。

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EF65形1000番台に行われた更新工事。1990年代半ばから始まったそれは、延命や機器の更新などを目的として行われた。更新車は未更新車と見分けるべく塗装が改められ、新たに更新色と呼ばれる車両群が登場した。

工事が行われたのはJR貨物の大宮や広島車両所、JR西日本の鷹取工場など。工場によって色味や塗り分けに微妙な差異があった。
広島車両所から出場した車両は、明るめなブルーとホワイトの2色の塗り分けに。一般的な更新色より明るめなのが特徴的なカラーは広島更新色と呼ばれ、塗られた車両が少数であったことからレアなネタ釜となったのでした。


TOMIX Nゲージ EF65-2000形 2127号機・JR貨物更新車 7135 鉄道模型 電気機関車


写真は広島更新色時代の2089号機。カラシの愛称でお馴染みの2127号機も広島更新色のカマの1つだった。
大宮工場への検査入場を機に、ヒロシマ塗装は消滅。また、2019年には未更新車と区別する必要がなくなったことから国鉄色が復活し、更新色が減っていくようになる。2089号機は現在は国鉄色で活躍を続けており、カラシは後に続くことなく引退してしまった。


この微妙な塗装違いは敢えてなのか偶然なのか不明。EF65は今や国鉄色が増えつつ、引退する車両が増えてきた。ネタ釜って時が過ぎれば大したことない話になっちゃうんだなーなんて。いまや昔話ですね(笑)。


今回はこの辺で。


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