れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

TOMIX 201系に隠しパーツを取り付けてみた

TOMIXは最近、205系や201系など、国鉄型を新規作成で製品化してくれる。これら国鉄車両には、説明書に記載のない隠しパーツが用意されており、完全にユーザーの自己責任でよりリアルな造形に仕上げることが可能だ。TNカプラーに追加加工をすることで、実車さながらの連結面になるらしい。

ということで今回は、先日入線した201系に隠しパーツの取り付けを挑んだというお話。つい忘れてしまいそうなので、備忘録も兼ねて画像多めで綴っていく。

TOMIX 201系中央線(分割編成)が入線!


まずは隠しパーツを発掘する。
FullSizeRender
車両のボディを外して床下をよく見ると、二重底になっていることが観てわかる。通常なら床板パーツに床下機器が直にくっついていたのが、床下機器が別パーツとして床板にセットされている状態。

FullSizeRender
開けると隠しパーツがお目見え。
右から空気管、ジャンパ線、連結器の枠、ジャンパ線台座(大小1つずつ)、ジャンパ線、空気管となっている。

FullSizeRender
今回は空気管2つ、ジャンパ線2つ、連結器の枠とジャンパ線台座大を使うことにした。

ジャンパ線は車両の片面のみ、空気管は両面、実車に倣って山側にセットするため2つ切り出した。
連結器の枠はジャンパ線を使うのなら必須になる(後述)。


FullSizeRender
さて、早速分解開始。
TNカプラー(今回は蜜連型 品番0339を使用)を分解していく。連結器の外枠を手で分解。引っ張れば結構簡単に抜ける。

FullSizeRender
外した図。連結器突起の側からコの字のパーツが噛んでる構造だったんですね...初めて知りました笑。

FullSizeRender
裏返して、ジャンパ線の台座パーツを取り付ける。もともとカプラーにある突起に、台座中央にある穴を合わせる。

FullSizeRender
こんな感じ。穴にハマったけどこの時点ではゆるゆる、よく外れる。ここを接着剤付けして固定すると作業がしやすいけど、慣れてくると接着剤なしでもうまく行きます。構造上の問題もなさそうです。

FullSizeRender
続いて連結器の枠を取り付けていく。
左がもともとの(先ほど外した)外枠、右が隠しパーツのもの。なるほど、コの字が少し大きくなっている。

FullSizeRender
隠しパーツの連結器の枠を、連結器に噛ませていく。
ちょうどジャンパ線台座に窪みがあるので、そこに直角に噛み合わさるように取り付ける。

FullSizeRender
軽く噛ませた図。このまま押し込むと連結器は完成する。

FullSizeRender
これで連結器は完成。
こはちょっと難儀したところ。接着していないうえにパーツが細かいからとにかくよく外れる。これがあと7回あると思うとつらかった。初めはカプラー1つに3、40分かかってたところ、終わる頃には1つ5、10分で済むほど。とにかく慣れるしかない、としか言えない笑。

FullSizeRender
ジャンパ線台座の穴にジャンパ線を差し込む。ジャンパ線パーツに突起があるのでここはわかりやすく取り付けしやすい。
だが台座の穴が小さくて...ピンバイスで穴拡張したところ、パーツ自体が破損したのでここは頑張ってはめ込むくらいが良いかと。強い力で押し込むと穴に入り、簡単には抜けなくなる。拡張はいらないと個人的には思います。
というか最初からちょうどよい穴のサイズにしておいて欲しい。

FullSizeRender
最後の加工。空気管をカプラーに取り付け。取り付ける場所は写真のカプラーの右上か左下の穴なんだけど、ここもそのままじゃ緩いので接着剤を付けてからはめ込み。
先述した通り、実車に倣って山側だけに取り付けを行った。

FullSizeRender
やっと完成!
かなり見た目が良くなった。労力をかけただけの満足度、達成感はあります(笑)。
10両分で約3時間ちょっと、かなり時間がかかりました。

FullSizeRender
山側。こちらは空気管が目立つ。

FullSizeRender
こちらは海側。空気管はなくとも、ジャンパ線のおかげで少し賑やかかな。

FullSizeRender
10両編成で連結面は9つ、うち1つは先頭車同士であるため加工を施したのは8両分。
隠しパーツはM車を除き全車両にある。1つ予備がある状態で加工が行えるは、分割編成ならではか。

やっていることはそこまで難しいことではない。でもパーツが小さいうえ、穴のサイズが異なるなどでやりにくく厄介な作業だった。次また新たな入線車両に同じことをやるとなったら、腹キメて気合い入れないと取り組めないだろう。あまり加工をやらない人だから、大変に感じたのかもしれない。お手元に隠しパーツ車両がある方はお試しあれ。



今回はこの辺で。


最後までご覧いただきありがとうございます
クリックしていただけると励みになります


にほんブログ村 鉄道ブログへ


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ

鉄道コム