れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

短期間だけ走った381系の特急きのさき

過去の写真が出てきた。特急きのさきの話でも。



特急きのさきは、京都から城崎温泉までを結ぶ列車だ。山陰本線だけで完結する特急列車で、系譜を辿ると歴史が長い列車だ。「きのさき」に名称が統合されたのは1996年、国鉄183系が投入、その後287系・289系に置き変えられ、運転が行われている。
そんな特急きのさきだが、かつて381系が投入されていたことがあった。

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投入されたのは、くろしお号の置き換えで余剰となった381系。すでに始まっていた287系・289系の増備が完了するまでの一時的な措置で、2012年から15年までのわずか3年間、"きのさき号の381系"を見ることができた。車両は国鉄色に塗り替えられた編成。当時はかなり注目を集めていた記憶がある。


2015年、289系が投入された影響で、183系・381系とも引退。たった3年程度と短いけど、彼らの共演が見られたのはファンとしては嬉しい出来事だった。この引退により、国鉄色381系はこれでしばらく見納めになったのでした。



さて、国鉄381系が現在も残るのは、伯備線特急「やくも」。そしてやくも号では、沿線や自治体の働きかけでリバイバルカラーが順次復刻中だ。後継車種271系がデビューしたので、これは引退前の最後の盛り上がりと言っていい。有終の美を楽しみに訪れたいですね。



今回はこの辺で。


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