れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

1日1往復 キハ141系の札幌発着運用

現状、2両5編成が苫小牧運転所に所属するキハ141系。少数派となっても室蘭本線で細々と活躍を続けるキハ141系には、1日1往復の札幌発着運用がある。

札幌6:18発-東室蘭9:07着の2724D列車と、室蘭20:09発-札幌23:10着の2823D列車。キハ141系を札幌で見られる唯一の運用であるため、知名度は高めの列車である。


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いつも以上に醜い写真だがご勘弁を。札幌を発車する2724Dを後追い。

キハ141系といえば、あの50系客車から改造して誕生した形式だ。すべての車両が、余剰となった50系スハフ50形からの改造で誕生。種車のものの流用品もあるため、車両外観や内装に客車時代の面影を多く残している車両となっている。製造から40年以上、キハ141系へ改造されて20年以上、北の大地を走り続けている。

札幌発着の運用は、711系の運用を置き換えた時の名残と言われている。
2000年に入り、運用を減らした711系室蘭本線の担当になる。その際、手稲車両基地から室蘭への送り込みを兼ねた運用が設定されていた。室蘭本線の運用は気動車ワンマン運転に統一されたため、キハ141系が代わってこの運用を担当することに。その運用が現在まで続けられているところをみるに、一定の需要があるのだろう。朝早い列車だが日の長い時期は札幌圏で走行シーンを撮影できるため、観る価値のある列車だと思う。



さて、キハ141系といえば今アツい話題なのはJR東日本の件だろう。JR東日本では、2014年からSL銀河の客車としてJR北海道から購入した4両を再改造のうえ走らせている。今回、老朽化に伴って2023年度の運転をもって引退することが発表され、大きな話題になっている。北海道ではキハ40系の置き換えが先のように思われるが、総数が少ないことも事実。撮影の機会は増やした方が良いかもしれないですね。


今回はこの辺で。


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