・通常のナックルカプラー
KATO製のほとんどの機関車に交換用として付属するもの。デフォルトで装備されてるアーノルドカプラーは汎用性は高いもののリアリティに欠けるため、多くの方が購入後すぐにナックルに交換していると思う。
・短いナックルカプラー
通常のものより腕が短く、連結間隔の短縮になる。KATOのASSYパーツ「EF66前期型 ナックルカプラー」「ナックルカプラー(灰)」の製品名で売られている。
つまり、カプラー組み合わせによって連結間隔が異なる。ふと気になったので、機関車と24系を引っ張り出して組み合わせを比較してみた。
まずは通常のナックルカプラー同士。
連結間隔は約9mm。
客車の連結間隔はホロを含めないで4〜5mm、通勤型車両も4mmくらいがリアルな間隔になるため、9mmは離れ過ぎてる感が否めない。
次に、通常のナックルと短いナックルの組み合わせ。
連結間隔は7〜7.5mm程度。
先ほどと2mmしか違わないものの、そこまで離れている印象を受けない。
後述するが、諸々を考えるとこの組み合わせが1番良いと思う。
短いナックルを機関車、客車にどちらに持ってくるかでも比べてみる。
(左)機関車に短いナックルと(右)機関車に通常ナックル。
これは連結位置の好みの問題で、僕は左側の方が好み。
最後に短いナックル同士。
連結間隔は5.5〜6mm程度。写真の場合R280カーブでも干渉せず、リアリティがある。
だけど、いくつか問題が。
1つは、写真使ったEF81-81は銀色のナックルカプラーを装備してること。短いナックルを使うなら、わざわざ自分でカプラーを塗らなきゃならない。僕を含めた塗装はやらない人にとっては面倒である。
他にもEF510とかは灰色カプラーなのだが、これは灰色の短いナックルカプラーがAssyにあるので問題なし。
2つめ。
これはオハネフ24に短いナックルを取り付けた写真。ご覧のように、腕が短過ぎてるために返ってリアリティが損なわれている。カニ24ではうまくいってたのでこれは意外な結果。
通常ナックルだとこんな感じ。こっちの方が実車には近いだろうか。これは好みが分かれるところだと思う。
ちなみに機関車。
(左)短いナックルの釜と(右)通常ナックルの釜。
見栄えの変化はほぼなし。機関車はこれで良さそう。
さて、どの組み合わせにしようか悩むところ。
連結面の写真だけ載せてもわかりにくいので、わかりやすいように比較してみる。
左:短いナックル同士
右:通常ナックル同士
連結間隔は、左が約5.5~6mm、右約9mm。差は約3mm程度で、これは実物換算すると0.5mくらいの差があることになる。言うまでもなく左の方がリアリティあって良い。
左:短いナックル同士
右:通常ナックル+短いナックル
前述の通り、間隔は左が約5.5~6mm、右が7.5mm程度。先ほどと比べるとあまり大きな差がないので、どちらでも良いような気もする。
悩んだ結果、当区では客車側に短いナックルを取り付けることで統一。ただし先ほど挙げたオハネフ24のようなタイプは通常ナックル装備に。
ちなみに、TOMIX機関車に付けるは通常ナックルの方が良かったような記憶が。今現在手元にナックル装備のTOMIX釜がないので、諸氏のブログ等を参考にしてほしい。
今回はこの辺で。
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